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クラロワリーグ | CRL21 | マンスリー大会・ラウンド1(1-2月)の結果まとめ。初月勝者は、Mohamed Light!

おつかれさまです、kabutomです。

『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、2月21日です。
思った以上に作業が増えて数日遅れになってしまったこと、申し訳ない!



【2021年2月21日】CRL2021のラウンド1・マンスリー決勝戦がおこなわれ、Mohamed Light選手が初月勝者となった日。

2021年2月21日は、『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ(CRL)2021』のマンスリー決勝戦・ラウンド1がおこなわれ、Mohamed Light選手が初月の優勝者となった日です。

この月の彼は、何しろ勝ち方がすごかった! ダブルエリミネーション(敗者復活)方式トーナメントの最初の試合を落とし、これ以上1つも負けられない状況から怒涛の6連勝で優勝してしまったのですから。(※下図の”赤”ルート)

このあと全部で8回マンスリー決勝戦が行われるわけですが、結局、Losers勝者が優勝できたのはこの回を含めて2度だけ。もう1つの事例、ラウンド2のLine選手の時は、負けたのがWinners決勝だったので試合数は1つ少ない”6”でした。(※上図の”緑”ルート)

要するに、Mohamed Light選手は、”最も難しい勝ち上がり方”で優勝したということです。前年のCRL Eastでの活躍を知らないWest地域のプレイヤーやファンに対して、これ以上ない”名刺代わりのご挨拶”となりました。


CRL2021 ラウンド1を終えて見えてきたもの

CRLは前年2020年までの3年間、プロチーム同士の「団体戦」形式で開催されてきましたが、2021年からオープン参加の「個人戦」形式へと大きく制度変更されました。初回となるこの月のマンスリー大会は、賛否両面の視線が集まる中で開始の笛が吹かれていました。

kabutom

ラウンド1を終えて、まず世界中が知ったのは日本クラロワ勢の強さでした。日本に強いプレイヤーが多いことは知ってたけど、これほど?と。

トロフィーレースの上位1000人中、約2割を占める圧倒的1位(184人)を記録したのに始まり、ベスト32の段階でも国別で同数1位(5人)、ベスト8の段階でも国別1位(3人。KK選手、YUYA選手、Hajime選手)と、存在感を示し続けました。マンスリー決勝戦の優勝を逃したのは惜しかったですが、日本クラロワ界悲願の”公式大会世界一”が達成される日も遠くないぞと期待が高まる戦いぶりでした。

そして、ラウンド1のマンスリー決勝戦ファイナリスト8人の顔ぶれは、「個人戦」に生まれ変わった新CRLの特長をはっきり示すものになりました。

8人中6人が前年までプロチームで活動していたプレイヤーだった点だけを見れば、変化をあまり感じられなく思うかもしれません。ですが、優勝したMohamed Light選手やYUYA選手(共に元KIX)、Line選手(元Talon)はリーグの有力選手として活躍しつつも、チームとしては昨年末の世界一決定戦への出場を逃し、悔しい思いをした選手たちでした。彼らのような”今強い選手”が自力で一番上の舞台にまで上がってこれること、これこそ確かに新CRLならではの長所だったのです。

一度に大人数をさばくスイス形式予選のオペレーションの難しさや遅れ、フレンドバトル形式デュエルのカード被りを人間が目視でチェックしなければいけない煩雑さ、複数言語圏の国際大会ゆえのサポート対応の混乱など、ところどころに課題が出たのも事実です。しかし、総合すれば、変化新しい風を感じさせるCRL2021の船出となったと言えるでしょう。


◆ ◆ ◆

CRL2021・ラウンド1(1-2月)の結果まとめ

▽CRL2021 観戦ガイド


CRL2021 マンスリー大会とは?

CRL2021は、誰でも参加できるオープン参加の公式個人戦。全部で8ラウンドおこなわれるマンスリー大会は、3つのフェーズで構成されていました。

  1. トロフィーレース

  2. マンスリー予選

  3. マンスリー決勝戦

マンスリー予選、決勝戦の試合形式として「デュエルBO3」が全面採用されたのも前年からの大きな変更点でした。


トロフィーレース(2021年1月4日~31日)

CRL2021各ラウンドの第1フェーズにおこなわれたのがトロフィーレース。ゲーム内1v1マルチのことで、シーズン成績がそのまま1次予選になりました。

  • ラウンド1・トロフィーレース

    • ゲーム内1v1マルチ(Ladder)

    • 2021年1月4日~31日(Season 19)

    • 世界ランキング1,000位以内

RoyaleAPI

RoyaleAPI調べによる国別集計では、日本が圧倒的な1位(184人)。以下、2位 メキシコ(91人)、3位 ブラジル・アメリカ(45人)、5位 ドイツ(42人)が続きました。


マンスリー予選DAY 1(2021年2月13日)

CRL2021各ラウンドの第2フェーズがマンスリー予選DAY 1の1日で、最大1,000人の有資格者を一気に32人にまで絞り込む過酷な関門で、クラロワの競技シーンでは初となるスイス形式が採用されました。

  • ラウンド1・マンスリー予選DAY 1

    • スイス形式(11回戦)/デュエルBO3

    • 2021年2月13日(土)※タイムスロットx4

    • 各スロット上位8名(計32名)

ここで採用されたスイス形式は、2回戦以降で同じ勝敗の選手同士をマッチングしていく対戦形式で、大人数向きの大会フォーマットと言えます。ですがこの時は、未経験な参加者たちに人手不足気味な運営サイドにトラブル対応の混乱等、様々な要因で進行が遅延し、”不本意な意味でも過酷”な予選となってしまいました。

▽Time Slot 1 (08:00AM GMT)

1. 出場登録:108人、完走:58人、途中棄権:23人

▽Time Slot 2 (12:00PM GMT)

2. 出場登録:121人、完走:77人、途中棄権:22人

▽Time Slot 3 (04:00PM GMT)

3. 出場登録:131人、完走:89人、途中棄権:26人

▽Time Slot 4 (08:00PM GMT)

4. 出場登録:199人、完走:139人、途中棄権:39人


マンスリー予選DAY 2(2021年2月14日)

DAY 1の翌日におこなわれたマンスリー予選DAY 2は、4人組8グループに別れてのラウンドロビン。32人の予選通過者が8人に絞り込まれました。

  • ラウンド1・マンスリー予選DAY 2

    • 2回戦総当たり形式/デュエルBO3

    • 2021年2月14日(日)

    • 各グループ上位1名(計8名)

RoyaleAPI

RoyaleAPI調べによる国別集計では、日本ドイツが同数で1位(5人)。以下、3位韓国(4人)、4位スペイン中国(3人)が続きました。

▽Group A (06:00PM GMT)

▽Group B (06:00PM GMT)

▽Group C (06:00PM GMT)

▽Group D (06:00PM GMT)

▽Group E (06:00PM GMT)

▽Group F (06:00PM GMT)

▽Group G (06:00PM GMT)

▽Group H (06:00PM GMT)


2月のファイナリスト8人

RoyaleAPI

マンスリー予選DAY 1,2を勝ち抜き、マンスリー決勝戦へ進出したのはこの8人です。日本選手が3人も!

  • TRB Miniminter(ペルー)

  • YUYA(日本)

  • KK19212(日本)

  • Line(韓国)

  • TQ RUBEN(スペイン)

  • Hajime(日本)

  • Mohamed Light(エジプト)

  • Richard(メキシコ)


マンスリー決勝戦DAY 1(2021年2月20日)

CRL2021各ラウンドの最終フェーズがマンスリー決勝戦。賞金と大会ポイントをかけて、敗者復活戦アリのトーナメント(DAY 1,2の2日間)を実施しました。大会の模様は、複数言語の公式番組で生放送されました。

  • ラウンド1・マンスリー決勝戦DAY 1,2

    • ダブルエリミネーション方式/デュエルBO3

    • 決勝戦でルーザーズ勝者が勝った場合、リセットマッチを実施

    • 2021年2月20日(土)、21日(日)

▽トーナメント表(DAY 1)

日本の3選手が同じ”山”に固まってしまった

▽試合スコア(DAY 1)

Match 2:世界一の立役者RUBENがいきなり負ける波乱。Match 3:元KIX対決でYUYAがMohamed Lightを倒す。Match 4,8の日本人対決を両方、KKが制する。

▽Match 2

▽Match 3

▽Match 4

▽Match 6

▽Match 8


マンスリー決勝戦DAY 2(2021年2月21日)

▽トーナメント表(DAY 2)

Match 11の勝者が優勝に大きく近づく

▽試合スコア(DAY 2)

注目のMatch 11に勝ったのは、デュエルマスターMini。Match 13:Mohamed Lightはこれで今大会の対日本選手、1敗3勝。Match 14,15で判定のゴタゴタがあったのは残念。

▽Match 9

▽Match 10

▽Match 11

▽Match 12

▽Match 13


トーナメント結果

▽Round 1 Monthly FInal

1回戦を落としたMohamed LightがLosersを勝ち上がって優勝してしまう離れ業。



順位表

▽Round 1

  1. Mohamed Light(エジプト)

  2. TRB Miniminter(ペルー)

  3. KK19212(日本)

  4. YUYA(日本)

  5. Line(韓国)

  6. TQ RUBEN(スペイン)

  7. Hajime(日本)

  8. Richard(メキシコ)


まとめ

  • 「団体戦」から「個人戦」に変わった年の第1回マンスリー大会

  • 日本勢はここまで強いのか!と世界が知った

  • 優勝のMohamed Light選手ふくめ、前年の世界一決定戦を逃した実力者たちが躍動をみせる、”変化”を実感させる大会となった

  • 大会運営面では課題も残った

▽ハイライト


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+ 関連SNS(選手)

▽Mohamed Light

▽KK

▽YUYA

▽Pandora


+ 関連SNS(コミュニティ)

▽RoyaleAPI

▽らくだ

▽KIB2

▽wanisanq


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+ YouTubeアーカイブ

▽マンスリー決勝戦


+ リーグ情報/Information

クラロワリーグ/CLASH ROYALE LEAGUE(CRL)
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