クラロワリーグ | CRL2023 | 祝ゴールドチケット獲得!PANDORA選手インタビュー
おつかれさまです、kabutomです。
2023年4月15日・16日、『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の公式eスポーツリーグ『クラロワリーグ2023』の4月マンスリー決勝戦が開催され、日本のPANDORA(ぱんどら)選手がみごとに準優勝。そして、世界一決定戦への出場権「ゴールドチケット」を世界で2番目に獲得しました!
これは日本クラロワ界にとって非常にめでたいことですし、いろいろお話を聞いてみたく思い取材をお願いしたところ、二つ返事でOKしていただけました。そんな訳で今回のnoteでは、PANDORA選手への”ゴールドチケット”インタビューをお送りします!
※ちなみに、PANDORA選手にインタビューさせていただくのは約3年ぶり2度目だったりします。毎度毎度ありがとうございます!
祝ゴールドチケット、PANDORA選手!
ーーPANDORAさん、世界で2人目のゴールドチケット獲得おめでとうございます! そして、取材を快く受けて頂きありがとうございます!
あの歓喜から数日たちましたが、今の心境を教えて下さい。
ーーご家族や大学での反応は?
ーー慣れたもので!笑
ーーマンスリー決勝戦の2日間ともインターネットカフェ「快活CLUB」から試合参加されていたそうで、「#快活WIN」というハッシュタグまで生まれました。試合はWiFiではなく5Gを使われたとお聞きしましたが、それ以外のプレイ環境としてはいかがでしたか?
ーー快活CLUBさん、オファーお待ちしてます笑
ーー今大会のアナリストは、ARIMURAさん(※2021年に日本のむぎ選手が世界一になった時のアナリスト)だったそうですね。選手とアナリストの関係や役割分担は人それぞれだと思うのですが、2人は今回どのような協力体制で臨まれたのでしょうか?
ーーARIMURAさんは、他の方と比べるとどんなアナリスト?
クラロワリーグ2023。ここまでの闘い
ーーここからは、今年2023年のクラロワリーグでのPANDORAさんの闘いを時系列で一緒にふりかえってみたいと思います。
【2023年に入って】
ーー皆さんご存じのようにPANDORA選手は、昨年9月の世界一決定戦2022への出場という実績をお持ちなトップ選手です。ですが、Twitterを拝見してると、今年に入ってマルチなどで思うようなバトルができていないのかなと心配していました。なにか環境の変化などあったのでしょうか?
ーー正直! 間が空きましたしねえ。
【4月マンスリー予選DAY1】
ーー3月は6勝4敗という結果でDAY1敗退。4月も1勝2敗スタートという逆境(※ボーダーラインの8勝にはもう1つも負けられない状況)になりましたが、そこから7連勝しての劇的な突破でした。
どうやって立て直されたのでしょうか?
ーーそうだったのですか! 案外と、「軽い気持ちで」というのがよかったのかもしれませんね。
【4月マンスリー予選DAY2】
ーー翌日のグループステージでは、日本のうみったん選手や、DAY1の全体2位でもあった絶好調Surgical Goblin選手と同組でしたね。
ーーSurgical Goblin選手との総当たり戦の2度目の対戦は、よりによって4勝1敗同士の”勝った方が決勝進出”という熱い場面になりました。あの試合にはどう臨まれたのでしょうか?
ーーいやー意外です。PANDORA選手はラヴァを多めに使っていたのが他の選手と明らかにちがっていたので、てっきりアナリストの戦略なのかと思ってました。
それにきっと、DAY1同様「何も気負わずに」プレイできたというのも勝因の1つだったのでしょうね。
【4月マンスリー決勝 Pedro戦】
ーーここからはマンスリー決勝について伺います。初戦から、マルチで最近絶好調のPedro選手が相手でした。1ゲーム目の橋前巨スケバルーンの圧はすごかったですが、うまくいなしました。
【4月マンスリー決勝 Samuel戦】
ーー第2試合の相手は、世界ランク1位を何度も取っているSamuel Bassotto選手。1ゲーム目を落としはましたが、苦しい相性にあって最後はHP10差のタイブレークまで粘ってみせたのは驚異的でした。そして、BO3で2-1の逆転勝利!
ーーこれはまさしく #快活WIN!
【4月マンスリー決勝 Mohamed Light戦①】
ーーUpper決勝で当たったのは、先月の優勝で既にゴルチケを持っているMohamed Light選手でした。ある意味、今月で最も価値の重い、大事なBO3だったと思います。1-1で迎えた3ゲーム目は、観ているこちらも文字通り手に汗を握りましたよ!
ーーあそこまで狂喜乱舞するPANDORAさん、わたしは初めて見たかもしれません笑。画面のこっち側まで気持ちが伝わってきました!
【4月マンスリー決勝 Mohamed Light戦②③】
ーーそして、優勝がかかったファイナルもMohamed Light選手との再戦になりました。観戦者目線だと、”王”が徐々にペースを上げていって、プレイでもデッキでも最後は手が付けられない強さになった印象でした……
ーーWinnersで当たるLight選手と、Losersから上がって来たLight選手というのは、やはり”何か”が違うのでしょうか?
今後について
ーー定番ではありますが、これからのことについても色々お聞きしたいと思います。
ーー2023年4月16日に、セミプロチーム「Arneb」への加入が発表されました。経緯や活動予定などを教えていただければと。
ーーあっ、てっきり「Rising Sun Esports」(RS)から完全移籍したのかと勘違いしてました。なるほど、そういうことなんですね!
ーー2023年のクラロワリーグは、マンスリー大会があと5回残っています。去年のSamuel Bassotto選手は1つめのゴルチケ大会で優勝したあと残り大会に顔を出しませんでしたが、今年のMohamed Light選手は1つめでゴルチケを獲得しても”すべて勝つ”くらいの勢いで参加中です。
PANDORA選手のスタンスはどっち寄り?
ーーいい機会なので、今冬の世界一決定戦(11月24日~26日)について今わかっていることを確認していきましょう。賞金はご覧になりましたか?
ーー現時点でベスト16($20,000)以上が確定している訳ですが、優勝すればその10倍以上($250,000)。夢が大きいです・・・。
ーーつぎはマッチアップ。大会ルールブックによると、PANDORA選手は第2シードという立場なので、1回戦の相手はCRLランキング6位(7人中)の選手になります。現時点のトーナメント表を見る限り、Mohamed Light選手とは別山ですね。
ーー正直!
ーールール面では、①オフライン会場の開催でおそらく外国で有観客なこと、②マンスリー予選とちがってデュエルに2分間のデッキ変更タイムが与えられること、などがマンスリー大会とは異なります。
これはPANDORA選手への個人的な印象なのですが、オンラインに比べるとオフ大会は苦手というか慣れていない感じがあったりするのかなと。自信のほどは?
ーー実力、ですか。ご自分に厳しいですね。
ーー最後の質問というかお願いになります。
いちクラロワファンとして、今年の世界大会でも日本選手を応援できるっていうのは大きな楽しみで、そういうチャンスを作ってくれたPANDORA選手には本当に感謝しかありません。11月の世界大会が待ち遠しくなるような"意気込み"で締めていただけますか?
ーーもちろんもちろん! 11月24日、早よ来い。
ーー貴重なお時間、ありがとうございました!(取材日:2023年4月22日)
+ 関連動画(試合の切り抜き)
+ プレイヤー情報
+ リーグ情報
最後までお読みいただきありがとうございました。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)
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