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クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1-W3 | 週刊クラロワリーグアジア Vol.3 (前編) 大型新人の覚醒

04/25に開幕しました『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ アジア」(Clash Royale League Asia, CRL Asia) 2019 Season 1 も既にWeek3まで終了しました。
当noteでは、”これを見れば今週のCRLがざっくりわかる”「前編」と、”記録や選手コメンタリーをじっくり確認したいCRLフリーク向け”「後編」(※明日公開)との2本構成で、毎週レポートしています。

本日は「Week3/前編」です。よろしくお願いします!


Weekly Report

クラロワリーグ アジア(CRL Asia) 2019 Season1 Week3は、レギュラーシーズンのPhase1(グループ内の総当たり戦)期間。今節も3日間で全9試合が行われた。Aグループは今週でPhase1が終了し、BグループもPhase1で残すのは次週Day1の3戦のみである。

今週Week3(2019/05/09~12)の試合結果はこの通り。
AグループのGameWith(GW)とBren Esports(BE)が揃って今週2勝し順位を上げた一方、OP Gaming(OPG)は今週の2敗で首位陥落した。また今季未勝利だった2チーム、FAV gaming(FAV)とSANDBOX Gaming(SBG)にもうれしい初勝利が訪れた。おめでとう、ここからだ。

Week3終わってのレギュラーシーズン順位。
Phase1(グループ内の総当たり戦)を終えたAグループでは2チームが4勝、2チームが1勝と上と下のゲーム差が開いた。GWBEと同じ勝ち数だが直接対決の結果によってGWが首位に立っている。
Bグループは、Chaos Theory(CT)がアジア唯一の無敗で独走中。2位~6位はたったの1勝差という大混戦の状況だ。Week4 Day1の3試合はBグループのどのチームにとっても非常に重い一戦となりそうだ。


試合中断・再試合 
Week1:6回 ⇒ Week2:3回 ⇒ Week3:0

Week3で書き残しておきたいのは、通信や機器のトラブルによる試合中断・再試合が今週はゼロだったという点だ。そもそもゼロで当然DA#!というのも1つの意見だが、この手のトラブルは起こしたくなくとも起こる時は起こるもの。短期間で状況を改善した運営スタッフ陣にはお疲れ様でしたと言いたい。


Weekly MVPs

1. KK(GW)

Week3、KK(GW)は1v1に2度、KOHに1度出場し全てのSetに勝利。チームの2戦2勝に大きく貢献した。枯渇(ゴブリンバレル)デッキで名を上げ、最近はロイジャイデッキを警戒されることが多い彼だが、今週の使用デッキは、ジャイプリ・ディガポイ・スケラ・ペッカ攻城・枯渇、etc。
これだけ起用が固定的でしかも結果を出しているKKには、相手チームからの警戒と徹底的な研究がされているはずだ。しかし、この持ちデッキの幅広さである! 相手チームのアナリストが少々気の毒になってしまう。

2. JACK(FAV)

Week3唯一の日本勢直接対決であるMatch24「FAV-PONOS(PNS)」において、JACK(FAV)はSet2(1v1)からSet3(KOH)にかけてGame 5連勝! チームに待望の初勝利をもたらすとともに、大型新人の覚醒を強烈に印象付けた。
Set2(1v1)-Set3(KOH)を1人で勝ち切ったCRL Asiaの事例は、①S2 W3 D2 M2、X-bow master(当時KZD)。②S2 W7 D1 M2、TNT(OGN)。③S2 W10 D1 M3、Benzer Ridel(CT)。JACKは彼らに続く4人目で、2019シーズンに限れば1人目の快挙である。

3. Manong Jhipee & Trainer Ken (BE)

BEManong Jhipee & Trainer Ken コンビは、今週2v2に2度先発し、2-0 2-0とGame無敗! 昨季の2人の起用方法は、Manong Jhipeeは1v1固定、Trainer KenはKOH固定と、コンビ経験どころかプロでの2v2経験すらなかったことが信じられない好結果である。チーム内には2018 S2の主戦2v2コンビ、Jaii & No Aim Cyも健在なことを考えると、BEの選手起用は非常に読みづらくなった。オプションを増やしつつ、結果を残す。そういう理想的な戦いをBEはここまで展開できている。


Next week

次週Week4の対戦カードはこちら。
個人的注目カードと見どころは、
・Match29 CT vs PNS のBグループ1位2位対決
・Match31 GW vs CT のA,Bグループ1位対決
・Match32 DNG vs FAV 、Week4唯一の日本チーム直接対決

2019 S1の日程の特徴として、毎週全12チームに試合がある。これは、各国各チームのファンにとっては歓迎すべきことだが、選手にしてみれば昨年あった「お休み週」が消えたことになる。研究・練習・試合・修正のサイクルに切れ間がなく今季はどのチームも常に非常に多忙なはずだ。
しかし、シーズン勝利の為にはリフレッシュの時間もとてもとても大事だ。思いつめて気持ちの余裕がなくプレイするより、集中しつつも遊び心を忘れないときの方が結果も出やすい。ここまで不調なチーム不調な選手ほどむしろメリハリをつけて、プロ生活の"酸い"も"甘い"もひっくるめて楽しんでほしい。


CRL World News

1. CRL China、Spring season Week 8 レポート(2019/05/13)

クラロワリーグ チャイナ」(CRL China)公式より、CRL China Week 8 (2019/05/10-12)のレポートが発表された。今週2連勝したGEN.GNOVAをセット得失で上回り首位。Newbeeも今週1敗したもののギリギリ優勝圏内か。週間MVPは、チームの2勝に貢献したGEN.G小K/xiaok。
CRL Chinaは次週Week9でレギュラーシーズンが終了する。Day2には何と、1位GEN.G vs 2位NOVA の直接対決も予定されている。運命の女神様もしくはCRL Chinaのスケジュール部門責任者が先見の明ありすぎで、ちょっと怖い。


2. CRL West、放送面でのOGNとのパートナーシップを発表(2019/05/10)

05/10、CRL West(試合地:LA)が放送面で韓国企業OGNとパートナーシップを組むことを発表した。OGNCRL Asiaでも会場提供から放送までの一切を担当しており、これでCRL Chinaを除く2地域のCRLOGNによってプロデュースされることになる。


3. PONOS、パブリックビューイングを秋葉原で開催(2019/06/01 開催)

以前予告されていたPONOSのPVイベント(06/01開催)の詳細が正式に告知された。会場は秋葉原、ゲストはtight氏と池田翼氏。入場無料で定員は80名。事前申し込みが必要。瞬く間に定員数に達したものの、募集人数を超えた場合は抽選となるようだ。


4. 大規模クラロワオフ会 in 東京/自由が丘(2019/05/25 開催)

CRL関連ではないが、オフ会つながりでこちらも紹介。
05/25に、自由が丘の「Marie Claire Festival 2019(マリクレール フェスティバル)」の企画の1つとして、クラロワの”eスポーツ”イベントが開催される。ゲストはクラロワコロシアムに出演経験のある ”プロマジシャン兼クラロワYoutuber”のジキル氏と、皆さんおなじみぼんじゅうる氏。入場無料で定員150名。事前申し込みが必要。


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Media reports


Dozle's Commentary

CRL Asia 2019の「公認解説者」であり「名誉アンバサダー No.00001」でもあるドズル氏のコメンタリー付きリプレイ動画を今週もご紹介。
試合チョイスも納得。Week3は彼らの週だった。


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League Information

クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube(JP) クラロワリーグ アジア
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube(EN) Clash Royale League Asia
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube(CN) 皇室戰爭職業聯賽 亞洲賽區
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube(KR) 클래시 로얄 리그 아시아
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured
▼ クラロワリーグ | CRL Asia | 2019-S1 | 観戦ガイド
https://note.mu/kabutom/n/n7a6bf71a64c1

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Pan-cake !




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