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10月12日(木)ZINEの営業は難しい
眠りが浅く、深夜1時ごろに目が覚める。
なぜかやる気が湧き、ZINEを重版する作業をする。
というのも、私のZINE『本のある日常』が今月に入っても売れ続けており、初版の100部では足りなくりそうだからである。
深夜ラジオを聞きながら作業をする。
ラジオは深夜でも昼と変わらず放送してくれるからうれしい。
ただ、売れてる芸能人が深夜でも元気にしゃべっているのを聞くと、その体力はどこから来るのかと恐ろしくなる。
無事、重版の作業を終えて寝る。
起きてからnoteを書き、昼からはなじみの古本屋へ。
『ものするひと』『休日ジャンクション』などマンガ3冊、『本屋な日々 青春篇』『ピカソ美術館めぐり』など本2冊、『本とは何か3』というZINE1冊を買う。
増刷したこともあり、献本という体で店主さんに自作のZINEを渡そうと思っていたが、渡せなかった。
営利関係が生まれることで今の関係が壊れるのが怖くなったからだ。
例えば、ZINEを渡しても店主の好みじゃなかった場合は当然仕入れてはもらえない。
そうなると、お店に行くたびにお互いに気まずい思いをしてしまうかもしれない。
そうなるのが怖くて渡せなかった。
居心地のいい場所は、居心地のいい場所として残しておきたい。
そこには店主と客という単純な関係があればいい。
近くのたい焼きやで、こしあんのたい焼きを買った。
公園に流れる小川を眺めながら、たい焼きを食べた。
ZINEの営業はできなかったけど、秋晴れで気持ちよかった。
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