2週間後、文学フリマに初出店する
2024年5月19日(日)に文学フリマ東京38に出店する。
思えば、こういったイベントに憧れを持つようになったのは、5年ほど前にコミケに行ったときだった。
たくさんの人が自分でつくった同人誌を販売していて、「自分で作品を作っている大人がこんなにいるのか」と驚きと喜びで手のひらがジンジンしたのを覚えている。
自分で作品を作りたい、という思いはずいぶん長い間、漠然とした気持ちとして自分の中に横たわっていた。
その一方で、何かに手を付けてもすぐに投げ出してしまい、何かを成し遂げたいけど何もできない自分にもどかしさを感じていた。
そんな私だったが、無職のときに文章を書くようになり、書店員になってからZINEというものに出会い、とうとう自分でもZINEを作ることができた。
そんな私が、どうにかこうにかつくったZINEをひっさげて、文学フリマに出店する。
あの日、コミケに行って「つくる」ことに憧れた自分に自慢したいくらいだ。
文学フリマに出るのは初めてなので、お客さんが来るかどうかなんてのは、もちろんわからない。
それでも、文学フリマに出店するというのは自分にとって意味のあることなのである。
文学フリマ東京38
開催日時:2024年5月19日(日)12:00〜17:00
会場:東京流通センター 第一展示場・第二展示場
夏森かぶとのブース案内
ブース名:夏森書店
ブース場所:第一展示場 | U-23
販売するZINE:新刊『本と抵抗』 既刊『本のある日常』『本のある生活』
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