【初心者向け】すぐ実践!商品のタネが見つかる4つの質問──ゼロイチ講師 吉田収
「副業から始めてみるぞ!」と意気込んだものの、「あれ、商品の作り方がわからない・・・」「何のスキルも資格もないし・・・」と手が止まってはいませんか?
あれでもないこれでもないとグルグルしているうちに時間ばかりが過ぎて、「やっぱり自分には無理なのかな・・・」と諦める前に、
ぜひこれからお伝えする”4つの質問”を使って、商品のタネを見つけてください。
教えてくれたのは、2400名以上の起業家が集まるビジネススクール「北原の精神と時の部屋」でゼロイチ区画の担当講師を務める、吉田収さん。
「全員が商品になるものを必ず持っています」と言い切る吉田さんから投げかける4つの質問に向き合っていただければ、必ず、商品づくりのヒントが見つかります。
最後までぜひご覧いただき、ワークのつもりで書き出してみてください。
1年前、僕は何をしたらいいか分かりませんでした。
僕は今、「北原の精神と時の部屋」の運営にたずさわり、講師の立場で、主にゼロイチ(起業初期)のみなさんに講義をしていますが、かつては僕もみなさんと同じ「メンバー」としてスクールに参加していました。
そもそも起業をしようと思ったのは、後先も考えずに会社をやめてしまったことがきっかけです。
数年前、営業職に就いていた僕は、度重なるストレスで暴飲暴食を繰り返し、みるみる太ってしまっただけでなく、健康にまで影響が出るようになっていました。
そして「これでは家族を守れない」と、勢いだけで会社をやめてしまったんです。
今思えば一番やってはいけない起業の仕方でした。
当然、ビジネスの知識もなければ、特別なスキルもなく、商品にできるようなものを何も持ち合わせていません。
そこで目を付けたのが物販でした。
「物販なら自分で商品を作らなくても稼げる」、ただそれだけの理由でした。
業者から玩具を安く仕入れてはAmazonで販売するというシンプルな方法で、なんとか食べていけるだけの稼ぎは作れるように・・・と思ったのも束の間。
コロナ渦に入り、大手企業がネット販売に参入してくると、個人事業主の僕には商品を卸してもらえなくなってしまったんです。
突然の売上0。
仕入れるものがなければ、売れるものがないので当然です。
路頭に迷い、たまたまYouTubeで見かけた”北原さん”のビジネス救済企画に応募したのが僕の転機になりました。
そのとき北原さんからもらったのは「ダイエット」を商品にするというアイディアでした。
当時の僕は、25キロのダイエットに成功した北原さんに影響を受け、半年で35キロのダイエットに成功していたんです。
僕にとっては、ただ自分の健康のためにしていたダイエット。
でも、その経験が商品になるとアドバイスをいただいたんです。
「物販」にとらわれていた僕には寝耳に水のようなアイディアでしたが、とにかく教えてもらった通りに実践。
すると約半年後には月商70万円を達成することができました。
これが”こんなこと”と思う経験が”ビジネス”に変わるリアルな事例です。
1年前の自分は、何をすればいいか本当に分かりませんでした。
もしあのとき北原さんに出会っていなければ、今どうなっているかも分かりません。
今日は、僕の実体験も踏まえて、みなさんに商品づくりのヒントが見つかる4つの質問をお渡しします。
ぜひこれをヒントにご自身の人生を振り返っていただき、一歩動き出すきっかけにしていただければと思います。
商品のタネが見つかる4つの質問
1)自分が過去に悩んでいたことはなんですか?
あなたが過去に悩んでたこと、つまり、克服したことは商品になる可能性があります。同じ悩みを抱える人にとって、その解決策はお金を払ってでも「知りたい」「手に入れたい」ものです。
2)これまで時間とお金をかけてきたことはなんですか?
これまで時間とお金をかけてきたこと、つまり、それだけ集中したことも商品になる可能性があります。勉強、スポーツ、趣味・・・、どんなことでもかまいません。同じ悩みを抱えている人が、あなたのように時間やお金をかけずとも望む未来にたどり着けるようにしてあげるだけでも、十分お金をいただける商品に変わります。
3)特異な経験、乗り越えてきたことはなんですか?
人と”違う”ということも商品になります。人よりも少しだけできること、褒められたこと、驚かれたこと、面白がられたこと・・。自分にとっては当たり前の”こんなことで?”と思うことにも商品のヒントは隠れています。
4)すでに持っているスキル(できること)はなんですか?
商品づくりのために新しいスキルを学びにいく必要はありません。すでに持っているスキルが必ず商品になります。事務職経験で身に付いたスキルが「オンライン秘書」として事業になっている方もいますし、料理や掃除だってできない人からしたら「お願いしたい」に値するものです。
まずは怖がらずに書き出すことから
ここまでの4つの質問をヒントにまずはどんどん書き出してみてください。
この4つ全てに当てはまらないといけないわけではありません。
4つの切り口からご自身の人生を掘ることで、商品の輪郭が見えてくるでしょう。
一番してはいけないのは「自分にフタをしてしまうこと」。
誰だってできることだしな
こんなものが商品になるのかな
みんなに約束できることじゃないしな
そういう気持ちは、一旦おいておきましょう。
売れるかどうかはお客さまが決めること。
誰にどんな未来を約束できるかはモニターで確かめればいいんです。
難しく考えず、とにかく書き出す。
あたりをつけて発信してみる。
ぜひ今日をきっかけに一歩踏み出してみてください。
編集後記(広報・今村ゆり)
~最後に~
吉田さんが「このとおりにやっただけで成果が出た」というYouTube動画はこちらです、商品づくり~販売の考え方を実例から学ぶことができます!
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