【四季報→簡易分析→IR取材→打診】

⭕四季報を見て『この銘柄いいかも』と思っても過去の開示や業績を調べるうちにボツになるのが半数以上。

⭕そして企業のIR問い合わせ(電話orメール)でボツになるのが8〜9割にものぼります。

→企業のIR担当者のお話を聞くと、特に人材不足と原材料の高騰の2つの理由で悩んでいることが多い。

⭕四季報で銘柄を見つけて、過去の開示もIR取材も抜群◎と思えるのは10銘柄中1銘柄あればいいほうです。

⭕購入後は基本的に1.5〜2倍になるまで放置。日々の小さな値動きを気にしすぎないこと。


【売却時のポイント💰】

⭕①短期間で株価が急上昇し、割安感がなくなった。

→業績が変わってないにも関わらず株価が急上昇し、指標を見ても割安感がなくなれば売却を検討。

※割安感がなくなっても成長し続けているならホールドでも可。早売りし過ぎると大相場を逃してしまう場合もあるので注意。

⭕②業績が悪化した。

→減収減益でトップラインの伸びがなくなるとよほどのこと(強力な思惑や材料)がない限り売却を検討。

また、設備投資や人材育成で一時的な減益の場合は構わないですが、株価が上がるまでに少し時間(半年〜1年)がかかるので注意。

※株価が急落して含み損になった場合は、外部的要因による一時的な下落だと思うなら保有継続。思惑や材料がなくなった等、独自要因による下げなら売却を検討。


〜📖四季報📖〜銘柄分析vol.⑥〜

【6357 三精テクノロジーズ】

時価総額 238億円 株価 1236円
PER 11.20倍 PBR 0.59倍
ROE 5.2% ROA 2.6%
自己資本比率 50.4%
配当利回り 3.24%

⭕隠れインバウンド関連
⭕テーマパーク関連
⭕IRリゾート関連
⭕大阪万博関連
⭕割安成長株
⭕ミックス係数◎ (6.6)
⭕高配当株◎
⭕四季報銘柄◎
⭕財務良好◎
⭕IR電話◎

⭕遊戯機械や舞台設備の大手で企画・製作・施工・保守などワンストップで手掛ける。

⭕遊戯機械事業において世界トップレベルのシェアを誇り、国内外問わず幅広い納入実績あり。

⭕舞台機構事業は官公庁向けで6割、民間向けでは9割以上の国内シェアを誇る。

⭕今期→来期 前期比 (四季報予想)

売上高 479億円→550億円
・+14.82%↑

営業利益 30億円→35億円
・+16.66%↑

経常利益 30億円→35億円
・+16.66%↑

純利益 20.5億円→23億円
・+12.19%↑

⭕直近の3Q決算 前期同期比

売上高 +31.3%↑

営業利益 +35.6%↑

経常利益 +70.0%↑

純利益 +2.4倍↑

大幅な増収増益で絶好調。


⭕国内でテーマパーク需要が増加していることもあり受注が増えている。

→国内外での受注環境が回復し新設ライドや補修部材の需要が伸びている。

⭕昇降機は公共施設や集合住宅用の改修工事が着実に進捗したことに加え、保守・メンテナンス事業も引き続き堅調に推移。

→老朽化による買い替えも◎

⭕舞台機構は行動制限の緩和によりコンサートやイベントが本格的に再開したことで仮設舞台装置の需要が回復。

⭕また国内だけではなく、海外でも営業力を強めており売上も伸ばしている。

⭕昨年12月テーマパーク等のコンセプト提案、デザイン企画、設計コンサルティングを手掛けるカナダのレアード社を買収。

→世界中のアミューズメントパーク、テーマパーク、遊園地や商業施設等に対し、コンセプト提案、デザイン企画、設計コンサルティング業務等を提供しており、斯業では世界 No.1 の企業。

⭕買収した理由は、国内だけではなくグローバル展開により力をいれる為としている(IR電話より)

⭕円安効果◎
→海外売上比率が大きいため、円安はプラスに働いている(想定為替レートは非公開)

⭕円安もあり観光立国として、インバウンド消費を追い風に国内のテーマパーク開発の動きも今後活発化することが予想される。 

⭕国内では、2025年沖縄のジャングリア、2031年横浜の大型テーマパークKAMISEYA PARK、USJ、ディズニーランドの新アトラクション等、巨大テーマパークの建設構想が相次いで打ち出されている。

⭕過去の実績
→ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、ナガシマスパーランド、富士急ハイランド、レゴランドなど多数。

⭕来年2025年は三精テクノロジーズの地元、大阪万博でも遊戯機械の受注が予想されている。

→過去の万博でも複数回の実績あり。 

⭕1970年の日本万国博覧会(大阪)では、エレベーター、エスカレーター、オートロード(動く歩道)をはじめ、舞台機構やジェットコースター、急流すべりなど、各種遊戯機械を多数提供。

⭕その他、モントリオール万博や、つくば博、21世紀都市博、横浜博、花と緑の博覧会、愛地球博でも、三精テクノロジーズの各種機械が活躍。

⭕脱コロナ禍で業績もV字回復。円安、インフレなど様々な理由により観光立国宣言をした日本ではまさにインバウンドが国策といえる。

⭕今月発売の日経マネー(5月号)では、今から株価2倍を目指せる期待の銘柄として紹介されている。


⭕【売上高と時価総額の関係性】

売上高に0.9を掛けた数字が時価総額の目安。

⭕来期の売上高は550億円の予想(四)

これに0.9を掛けると495億円。

→現在の時価総額が240億円程度なので、ちょうど2倍くらいのポテンシャルがあることがわかります。

(※売上高と時価総額だけではなく、その他の指標や要因も加味されるので一概に計算できない場合もあります)


⭕ミックス係数も6.6と全業種の中央値(目安)12.9の半値程度。また配当利回りも3.24%と高いので、キャピタルゲインだけではなくインカムゲイン狙いも◎

⭕理論株価は1997円。

⭕年初来高値は2月末につけた1378円。そこから調整して、日足で見てもダブルボトムで反発しそうな位置。

⭕価格別出来高を見ても1200円付近で出来高があるので、よほどのことがない限りをここを割らないでしょう。

⭕PBRも0.59倍と極めて低水準に放置されており、水準訂正にも期待ができる。

⭕今後の地合いにもよりますが1年以内に1.5倍は期待できるでしょう。


〜四季報ガチ勢独自予想〜

⭕短期の目安

下値 1200円 上値 1800円

⭕長期の目安

2000円以上

↓これより下はなにも書かれてないです。為になったと思ったらリポスト&ご購入よろしくお願いします🙏





いつもありがとうございます。