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岩手県花巻市で行われた鹿踊りのミニライブ

音声配信サービスstand.fmの活動の一環で、
岩手の郷土芸能「鹿踊り」のライブを見てきました。

毎年9月に行われる「花巻まつり」などで見ることが出来るのですが、
今期はコロナの影響で祭りも軒並み中止になり、
地元の商業施設でのミニライブ形式で行われました。



※stand.fm音声はこちらから


【花巻鹿踊りってどういうの?】

岩手県全域で見ることが出来る「鹿踊り」
鹿なのに黒い装束を見にまとい、
腹部には大きな太鼓をかかえ、
「鹿頭」には本物の鹿の角を飾り、
背部から3mにもなる長い「ササラ」と言われる白く真っすぐな棒を
2本立てています。
このササラを振り乱し、
時には身体を大きく屈め、
地面にたたきつけながら踊ります。


ルーツとしては、昔の鹿狩りの際に殺めた鹿の鎮魂とか供養の踊り、
狩猟の際の山に対する畏敬の念を込めて
代々踊られていたものだとか。

そもそもは7月~9月限定のもので、基本的には門外不出の踊りだったそうです。

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【花巻市民熱狂の鹿踊り】

当日の会場には、コロナのせいで「鹿踊り成分不足」でお困りの
花巻市民で賑わっていました。

終了後に記念撮影が出来たのですが、
中に入っている踊り子さんたちがめちゃくちゃ若くてびっくりしました。
調べてみると踊り手さんの超高齢化がピークを過ぎて、
今は逆に20代の方が中心になっているようです。
装束を脱いだその素顔はとてもキラキラしていて魅力的でした。

まあ踊りですから、いわゆるストリートダンスやYouTubeやニコニコ動画の踊ってみた世代。
十分通用するし実力や表現の幅も広いでしょう。
納得のライブで、とても満足できました。

そうなるとやはり本番「花巻まつり」で見たくなりますね。
来年こそコロナが収束し、
大通りで舞う姿を見れることを期待しています。

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編集してて動画を見るたびに気持ちが高ぶる私は紛れもない花巻人ですね。

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