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かぼちゃ太郎です。

普段はもやもやとしながら会社員、たまに社会について、家族関係についての一般的な(と言いながらも少し込み入った)エッセイをしたためています。

今回のテーマは「家出」。ではなく、実家からの「卒業」にあたって考えたことです。つまり、実家を出てパートナーとの二人暮らしを始めるということです。決して家を捨てて出ていくといった緊迫したものではありません。決意についてのお話です。

かぼちゃ太郎のこれまで

まず簡単にかぼちゃ太郎のこれまでについてご紹介します。生まれは兵庫県、幼稚園ごろから神奈川県に来て高校まで育ち、大学は京都へ行き独り暮らし。その後実家に戻り就職は東京の旅行会社へ。

年齢は「子供のころにハマったゲームはポケモンのファイアレッド」とだけ言っておきます。「かぼちゃ太郎Life」というちまちましたブログでは事細かに書いているので興味ががあれば見てください。恥ずかしいのでリンクなんて貼りませんが。読んでみたい!という人だけ調べてください(笑)

そして小中9年間はサッカーに打ち込み(おそらく人生で一番長く「何か」をやったのがそれだろう。好奇心旺盛な性格なのであまり長く続けるのではなくその時におもろいと思ったものに飛びつく性格だ)、高校は3年間これまで温泉卓球しか知らなかったのに卓球部へ飛び込み入部。なんとそこは強豪校であったので周りのおかげで「温泉卓球でキャーキャー言われるぐらいのレベル」まで上手になりました。

そして国際関係、国際社会について学びたいと思い、当時人気の出始めていた国際系の学部を探して首都圏・関西の大学を受験し、行きつくと京都の大学へ。

ということで家を出るのは今回で2回目。ただ、大学生の時は「家を出る」という感覚ではありませんでした。むしろ「家にいずれ戻ってくる。それまで4年間大人になるまでの修業だ」という感じです。修業なのでとりあえずいろんなことをしました。両親にお願いしてオーストラリアへ短期留学。これが人生初の海外経験。世界は自由に溢れているんだと知ったときでもある。そのあとはアジア、アメリカ、ヨーロッパへ飛んで行ったり、グローバル人材となるためのプログラムで企業と何かに取り組んだり。かと思えば世界の難民問題にアプローチすべく団体で活動したり。はたまたインドネシアの日本語教師をサポートしてみたり。(大きな声では言えない。なんてったって大学には内緒だったから。本当にこれに関しては周りの方に感謝しかないです。大学は知ってたかもしれないけど、サイレントして学生の活動を応援してくれてたのであればなんていい大学だろうか!!!)

という濃過ぎる大学生活を謳歌(もちろん修業だよ!笑)して実家に戻ってきました。現在は社会人としてはあり得ないほどの休業を命じられ、週に2,3回しか会社に行かない生活。旅行会社はどこもそんな感じだろう。政府の補助金だよりの経営で社員は給料ちょびっとカットされそれにかじりついて働くというビジネスモデル。(違うだろ!笑)

家族生活

京都から帰ってきて感じるのは、戻るところがあるという安心感。京都の一人暮らしをしていた3万3千円の家は(京都一人暮らしならめちゃめちゃ安いよ!)ベースキャンプのようなものであったと思います。ホームはやはり落ち着く。

とはいえ、口の立つ母親との攻防は大変。ちょっとレイシスト、陰謀論信者的なところがあるので(オリンピックでは中国が悪さをして日本の選手の反則負けしたとか、点数低いとか。パートでは欧米系の人が来たらかっこいい!など褒めたたえ、中国語話者が来たらその人のしゃべり方がうるさいだのなんだの。。。)国際社会学で差別・貧困・多文化共生などを専門としていた私からするとむかむかしてくることばかり。あまりにもひどい時は指摘しますが、家父長的な考え方も根強いので子供のいうことはあまり聞いてくれません。。。(これに関してだれかアドバイスください。。。)ただ、弟と私を大事に育ててくれた良き母。ドラマなどを見てときたま泣いていることもある、情緒的な人。私の感情豊かなところは母から受け継がれたのであろう。料理の上手さは引き継げなかった。料理、家事をきっちりと行う昔ながらの「良い母」という感じ。

父はとても理解のある人。常に何かを勉強している人で、この前はキャリアコンサルタント?の国家資格を取っていました。平日は働きづめ(最近はテレワークで健康的な生活を送るようになったみたい。コロナの影響はここにも。。)で土日は自分の勉強や趣味に明け暮れるタイプ。母からは没頭しすぎて「いつも話聞いていない」と言われている。とはいえ家族のまとまりも大事にする人。まとまり重視、勉強熱心、向上心のある所は父から受け継いだのだと思います。

弟は昔から仲が良かった、と私は思っています。多分あっちはなんも思ってない。ただ、好きなことの話は合うほうで、話は顔を見合わせるタイミングがあればけっこうする。私とは違っておとなしく、思慮深い。最近は自ら言っているが「内にいろいろ秘めている」タイプ。地頭がいいので、私よりいい会社へ入って成功するだろう。飄々としているのも見習いたいところ。

実家を出る決断

一般に実家を出ると決めるのにはどんな決断があるのだろうか。

~次につづく~


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