見出し画像

【ネタバレあり】ドラえもん のび太と空の理想郷

観ました〜。面白かったです。

特典冊子をきっかけに知りましたが、出木杉くんは公式で名前の読み方を「ヒデトシ」とされていたのですね。
あとこの特典、映画を見る前でも後でも楽しめるって書いてあるのもよい。シン・仮面ライダーの特典は上映後に封切りしてね! って書いてあったので、ターゲット層の違いを感じますね。(あっちPG12だし)

一応改行してネタバレ感想です。






・休日とはいえ一番早い時間だし空いてるかな、なんて思ったら半分以上埋まりました。イオンシネマでは初のDOLBY ATMOS。
予告編のときはわちゃわちゃしてた子どもたちが、始まると静かに見入っていました。しずかちゃんが強情って言われるシーンで、女の子が「かわいい〜」って言ってて、声に出さず同意。
ドラえもん見るときは周りの子どもたちの反応も楽しみつつ観ています。楽しんでほしいなぁ、と期待しながら。スタッフロールでちょっと緊張が解けていたけど、2024年の予告が出たらまたドラえもんの言葉に集中していました。面白かったよね。


・もしかしてテラサで配信し始めたからアマプラ終わったの!?(上映前情報)

・「夢をかなえてドラえもん」は流れないんだな〜 あれ聴くだけで泣けてしまうのだけど。

・新聞にチラッとピリカ星の記事が!!!!!
これ特典冊子でも確認できました。ちょっとしたファンサが嬉しいですね。22世紀の話だろうからパピくんの子孫がいるかどうかってところかな。

・三賢人、ドラえもんの学習まんがシリーズに出てきそうなデザインだ……。そして名前がまんますぎる(サイエンス、ポリティクス、カルチャー)

・計算問題が出来ずにつまづくのび太を優しく応援してくれる同級生、正直泣きましたね……。
でも先生には「そこでやり方を教えるのがアンタの役割だろ!?」と言いたくなった。

・船の中ではのび太のポテトを奪ったジャイアン、「食いきれねぇなら食べてやるぞ」→「お腹が空いているなら僕の分もどうぞ」
と変化していくの、ギャグでありホラーみたいな薄気味悪さあってすごいな……。場内でもウケてたし私も笑ったけど。
スネ夫は人から奪う程度には人参好きなんだな……って思った。人参って子供からの人気低い気がする。

・ドラえもんが虫にされた瞬間、冒頭の展開に繋がる。雲がないのに雨が降る。この辺りの流れ、感動しました。

・ソーニャのメインメモリ見つけるシーン、「バギーちゃんのかけら」では………………
てか直るんか……直しちゃうんか……直しちゃうんだなぁ……。

・「ありのままの君でいい」「色んな人がいるから世の中は良い」というメッセージ、それ自体は優しくて好きなのだけど、その上でのび太の向上心や努力も同時に肯定してほしかったな、と少し思ったり。
のび太は真面目に努力すれば竹馬に乗ったりテストで6割正解したりできるやつなので……。

・ジャイアン、スネ夫が徐々に優しくなっていくの……というか同級生に敬語を使うだけで笑っちゃうんだけど、やっぱりギャグホラーでしたね。
ジャイアンはのび太に「エラーしたらぶん殴る」とはいうけど、「お前はヘタだから仲間に入れない」とは基本的に言わないので、どっちがいいんだろうなぁ、と。受け取る側、のび太次第か。

・エンディングでちゃんとしずかちゃんの他の欠点も見せてくる(バイオリンが凄まじくヘタ)

・雲の王国インスパイアかな、と予想していたけど、共通点は「自分たちが正しいと信じる天上人」という立ち位置ぐらいで、洗脳して考える力を奪ったりしていたので、また違う毛色の作品でしたね。みんなが一つの思想に向かっていくのは宗教系のホラーっぽさあった。
個人的に飛行機に乗りこむシーン多いのかなと予想していたので、むしろ学園生活中心だったのは意外。あのアスレチック正直やりたい。

・レイ博士、宇宙線をエネルギーに変える技術自体は普通に評価されそうなんですが、要領の悪さから他人に研究成果を奪われたりしたんだろうか……。

・地味にすごく好きなポイント、昔からある伝説やおとぎ話を物語に繋げているところ。
藤子・F・不二雄先生の描かれるドラえもんではかなり好きな点なので、F先生イズムを感じて嬉しくなりました。

・2024年の予告、最初はブリキの迷宮が反射的にに浮かびましたが、オリジナル回でしょうか。しずかちゃんがめちゃかわいかったです。音楽メインってなると良くも悪くもジャイアンが活躍するのか。音楽でどう楽しませてくれるのか、次回も楽しみにしています。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?