さおだけやはなぜ潰れないのか~読む本に困ったら見よ~
サオヤダケはなぜ潰れないのか
「サオヤ~ダケ、サオーヤダケ」
誰しも一度は耳にしたことのある呪文。
一度は耳にしたことはあるが、一度も利用したことがない、、、
そんなニンゲンの端くれであるから心に響いたのだろうか。
なぜ、サオヤダケは潰れないのだろう。
結論からのべよう。
本書の筆者は「副業としてサオヤダケをしているから」という見方が最有力候補だそうだ。
配達のついでにひょろっと周回する。う~ん、なるほど!
そして、原価にも解がありそうだ。
さおの原価は超安い。その原価にいくらでも利益分を足すことが出きる。(いくらでも=他のサービス、例えば取り付けサービスなどを付け加えることで)
また、本書ではサオヤダケだけについて触れられているのではない。ふつーの住宅街に潜むお高いフランス料理店についての考察もある。
いかにもポツンとフランス料理店、、、
これは読みごたえがあった。ふつーの住宅街にフランス料理店を構えても、客が少ないのではないか?経営が成り立たないのではないか?
しかーし、ふつーの住宅街に構えるフランス料理店は何年も潰れないでいる。
なぜか。
私は本書を読みながらこのように考察した。
「資産家が趣味でやってるのでは?」
これは私の実体験から導きだした考察である。
以前、街中(結構田舎)のコーヒーショップに通っていたことがある。チェーン店ではなく個人経営の。
そして、マスター(ここでは店長のことをマスターと呼ぼう)に質問してみた。「なぜ、駅前のコーヒー店は潰れないのか」
「ああ~、あそこの店ね~。あそこの店長はね、趣味でやっているから」
ほうほう、趣味経営はある意味最強かもしれない。
”あそこの店”は、マジで売れていない。(失礼を承知で・・・)
客が入っているところをここ6年間で1度しか見たことがない。それもそのはず、ネダンガosorosiku高い。
コーヒー一杯+ゴルフボールの半分サイズのチョコ=1000円を軽く超える。
コーヒーについて何冊か書籍を読んだ私は、「豆が違うからかな?」と思ったのだが、ご近所さんにはコンビニが。
マスターの言うとおり、趣味でやっているとしても私はこうにらんでいる。
地主だな
先述したフランス料理店は、料理を提供するとともに、料理勉強会サービスも提供しているのだとか。この会員サービス系は、結構お金が取れるのだとか・・・。