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#13 希少価値の高い人材になるには?

中村さんの昨日のVoicy「希少価値の高い人材になる方法
自分としてはなんだかすご~く違和感を感じたので、その思いを分解してみました。

100分の1のスキルの掛け合わせで100万人に1人の希少価値の高い人材になりましょう、というのを元リクルートの藤原和博さんが提唱している。

100万人に1人は希少価値の高い人材…?

なお、中村さんのVoicyの趣旨はこの「100分の1のスキルの掛け合わせで100万人に1人の希少価値の高い人材になりましょう」の部分ではありません。
変化の速い時代なので、既に培ったスキルをもとに10人に1人ぐらいをたくさん掛け合わせたらいいんじゃない?という話でした。
詳しくは本編をお聞きください。(ページ下にリンク貼ってあります。)

100万人に1人になっているけどまだまだ不安?

私は副業を始める前から
・フルタイムのワーママ(100人に1人)
・品質保証エンジニア(100人に1人)
で、既に10,000人に1人ではあったような気がする。

それでも当時、自分のキャリアが不安、自分に市場価値はない、と思い悩んでいました。
原因は恐らくこのあたり。

・同じ職場に長くいたのでスキルが上がっていない
・そのため「ワーママ」や「エンジニア」を実績ではなくただの肩書きに感じていた
・勤め先に成長を感じない(会社自体の利益は上がっても、自分の所属している事業部の成長は芳しくなかったので)
・子どもが小さいのに転職なんか無理=市場価値ない

そんなもろもろの不安から、今は副業ライターもやっています。これで
・副業ライター(100人に1人)
がプラスされて100万人に1人、ではあるような気がする。

日本人口1億2000万人のうち、私と同じ「ワーママ×エンジニア×ライター」してる人が120人しかいない、のは確かにそうかな?と思います。
それでも自分がすごく希少価値の高い人間かと言われると、あまりそうは思えない。

希少価値の高い人間って?

視点を変えてそもそも希少価値の高い人間って何よ?と考えるとここもズレを感じます。

100万人に1人は確かに「珍しい」という意味で希少価値は高い。
だけど、私の希少価値が高くなりたい目的は「子どもを育て上げるお金が欲しい」とか「80歳まで仕事を続けて子どもに迷惑かけたくない」とか結構壮大。
別に珍しくなることが目的ではないのです。珍しいだけでは3年は困らないかもしれないけど、80歳まで(あと40年!!!)は無理ですよね。

そう、私の目的を達成するためには、
あと「3年は仕事に困らない」程度では困るのだ。
「あと40年仕事に困らない」ような希少価値の高い人材になりたいんです。

でもこれって今の時代には現実的じゃないよね。
昭和はこの「あと40年仕事に困らない」が会社に入るだけで成立していたのかと思うと、ぶっちゃけズルい。

あと、日本は福祉国家なので、別にそんなに稼がなくても私も子どもが飢え死にしたりはしないよね、と思っていたりもする。
でも子どもに対する「何でもしてあげたい、老後に迷惑かけたくない、そのためにはお金が必要」欲は無限大なのだ。

結局はアップデートし続けるしかない

この「あと40年仕事に困らない」に少しでも近づくためには、結局時代の流れについていけるように生涯勉強し続けるしかないのだろうな、と思います。

元ネタである「100分の1のスキルの掛け合わせで100万人に1人の希少価値の高い人材になりましょう」では10年ずつかけて3点をつないでキャリアの大三角形を描きましょう、ということを推しています。

ダイヤモンドオンライン 藤原和博氏が教える、100万人に1人の存在になるための「掛け算戦略」
https://diamond.jp/articles/-/290782?page=4


が、今の時代では変化の速さやライフプランが多様化して、この三角形がぬかるみにしか描けない。
ぬかるみの中でもがきながら、三角形と言わず地道に面積を広げていくしかないのかなと思います。
もうキレイな三角形を描いている余裕はないぜ!みたいな。


そんな感じで、自分アップデートの一環としてnoteの連続投稿をがんばろうと思います☺
それではまた明日✊


元ネタになった中村さんのVoicyはこちらです。


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