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【4月運勢】職場&プライベートの人間関係、恋愛、パートナーシップを占う!フランス語タロット、オラクルカードのよもやま話しも。

Bonjour et Bonsoir!
かばマネージャーです。

今回は、4月の運勢の動画の前に、私が好きなフランス語のタロット用語や、フランス語版オラクルカードなどの、よもやま話しを少しとしようと思います。

動画を先にご覧になられたい方は下の目次から飛んでくださいね。


【4月の運勢】職場の人間関係、プライベートは?

今回もフランス語のタロット・オラクルカードを使ってカードリーディングをしていきます。
動画はたくさんの皆さまに向けて、3つの選択肢になっていますので、当てはまらない箇所はスルーしてくださいね、、、
今回は選択肢に迷われる方も多いということで、モチーフもご用意してみました。
こちらから、ではどうぞ▼

4月の人間関係運


【タロットカード・よもやま話し】

基礎のタロットカード構成・歴史

タロットカードの歴史は古く、トランプの元にもなったと言われています。
15世紀半ばに北イタリアでは、『デッキ』と呼ばれるタロットのひとまとまりが確立されていた痕跡があるそうです。

カードリーディングを勉強される方が、まず初めによく使われるのが、ライダー社のウエイト版タロット

タロットは

●大アルカナ(22枚)
●小アルカナ(56枚)

の合計78枚
で構成されており、『アルカナ』というのはラテン語で『神秘』という意味だそうです。

トランプの元となったことだけあり、その構成も似た部分が有ります。

小アルカナ56枚は、

●1〜10の数字のカード×4種類のスート
●4人×4種類のスート


で構成されています。
スートというのは種類のことです。
キングやナイトといった【コートカード】(いわゆる宮廷の人物カード)のところだけ、タロットは『ペイジ』と呼ばれる宮廷の給仕であるボーイのカードが有り、トランプには無いという違いが有ります。

以下、
トランプでの種類→タロットでのソート で、、、

●クローバー → ワンド(情熱を表す木の棒)
●ハート → カップ(愛情の水が溢れる器)
●ダイヤ → ペンタクル(富や豊かさを表すコイン)
●スペード → ソード(戦略的、頭脳的に闘う思考)


といった具合に人々の心情や感情を、
このタロットカードでもトランプでも表すことが出来るのです。

タロットカードの用語(フランス語)

さてフランス語版のタロットの、スートの単語の響きが、わたくしかばマネージャーのお気に入りな部分でもあります。
以下、英語でのスート→フランス語でのスート。

●wands (ワンド)→ le baton
●cups (カップ)→ le coupes
●pentacles(ペンタクル)→ le deniers
●swords(ソード)→ l’épées

この中でなんと言ってもフランス語として気になるのが、le coupes(ル・クープ)と、le deniers(ル・ドゥニエ)でしょうか。

ワンドのle baton(ル・バトン)は木の棒と分かりますし、ソードのl’épées(レペ)は、剣という意味でそのままで、想像しやすいですね。

それに対してle coupes(ル・クープ)はなんぞや?と言いますと、よくアイスクリーム屋さんに行くと、まぁるいやつですくってカップに入れてくれる、あのイメージです。
本来、このle coupes(ル・クープ)の語源はcouper(切る、カットする)の過去分詞、coupé(クペ/切り取られた)が語源ということなのです。

そしてペンタクルのle deniers(ル・ドゥニエ)は中世フランスの通貨単位だそうです。

こうして見るとフランス語版でもそのタロットの歴史と背景が窺えるなぁと思う今日この頃です。

【タロットと占星術】

エレメントとは?

タロットでは先程の4つのスートがそれぞれ、
『火』『水』『土』『風』のエレメントを表現しており、それぞれ下記のエレメントが該当します。

ワンド = 『火』
カップ = 『水』
ソード = 『風』
ペンタクル = 『土』

そしてさらに宮廷の人物カードも下記のエレメントが該当します。

キング = 『火』
クィーン = 『水』
ナイト = 『風』
ペイジ = 『土』

さて、占星術界隈では現在は『風の時代』。
タロットと占星術は密接な関係にあります。

占星術上2021年から始まった『風の時代』というのはつまり、それまでの『地の時代』と異なり、かなりのスピード感を持って物事が移り変わり、そして物質の有益さ→目に見えない物に価値が出てくる時代、と言えます。

巷でウワサの風の騎士(ナイト)

私のお師匠先生がおっしゃるには、この『風の時代』
になってから、ウエイト版タロットでこの『風』&『風』のエレメントを持つ、『ソードのナイト』が、生徒さんから人気と言われるようになったというのです。

そう言われてみれば確かに、コインを持って黒い道産子(どさんこ?)に乗ってゆっくりやってくる、『土』の騎士(ナイト)より、行動もレスポンスも早いソード『風』の騎士(ナイト)のほうが、嬉しいような?気がしてきます。

以下は、ライダー社のウエイト版タロットのナイトのカードだけを4つのスートで並べてみた写真。

ウエイト版タロット。4つのスートの騎士(ナイト)たち。

どの騎士(ナイト)がお好みでしょう?(笑)

ちなみにフランス語のタロットで『Le business
tarot』というタロットカードを持っているのですが、このタロットはビジネスがコンセプトだけに、現代版の絵になっていて、面白いです。
こちらも騎士(ナイト)だけで並べてみました。

“Le business tarot”よりCavalier(騎士)のカード4種

【オラクルカードって?】

オラクルカードの構成・歴史

タロットカードとオラクルカードの違いがよく分からない、とおっしゃる方も時にいらっしゃいます。

歴史的な違いでいうと、タロットカードが15世紀半ばにはだいたい確立していたらしいことに比べ、オラクルカードは19世紀頃から誕生したと言われています。

物理的な違いでいうと、大体のオラクルカードは44枚。タロットカードが78枚だということを考えると、少なく見えるかもしれませんが、オラクルカードには大アルカナ、小アルカナや、スートといった概念がないことがほとんどなので、44枚全ての意味を単体で理解する必要があります。

フランス語のオラクルカード用語

« oracle »(オラクル)という単語は、フランス語辞書にもあり、『古代ギリシアなどの信託』や、『神のお告げ、預言』といった意味があります。

オラクルカードは現代作家によって確立されていったものでもあり、中にはスピリチュアル要素が強いデッキも多くあります。
そのため、カードに書いてある事もさまざまで、スピリチュアル用語には耳慣れない単語も多くあります。

私がよく知らなかった単語例:
●se frayer :自分のために(道を)開く
●éclore : ひながかえる、開花する
●fantasmagorique:魔術幻灯のような、夢幻の

しかしこれは私の勉強不足ですね(汗)。
文学をもっと読まなくては。

こうしてみるとオラクルカードというのは、作家さんの一つの小説、絵本のような感覚でもあります。

中には簡単なオラクルカードもあるようで、以下は初心者向けのオラクルカードを紹介している、フランスの占い師さんの動画のリンクです。
フランス語の勉強にもなります!
よろしければ、ぜひ!

▼ROMYLOU さんの動画
Quel ORACLES pour les DÉBUTANTS?


次回もまた、色々タロット、フランス語話しを綴っていきたいと思います!

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