2015.6.23 「いたくてダメだ」

 6月22日、母から電話があった。しんどくて叔母の世話ができないと。いくつかの買い物を引き受け、明日の午後向かうと約束した。

 翌朝。「いたくてダメだ。救急車を呼びたいくらい。」とメールが入った。私は午前中の予定をキャンセルし、すぐに実家に向かった。

 実家では母が体を縮めるように横になっていた。動くと痛みで冷や汗がでてくる。これは普通ではないと思った。処方されている痛み止めを探して飲ませた。しばらくして薬が効いたのか、落ち着いてきた。食欲はあり、用意した軽い昼食を平らげる様子に少しほっとした。

 午後、叔母の生活をどう支えるか話し合った。登録だけ済ませていたショートステイに挑戦すること、母自身への支援を依頼することを決めた。早速、叔母を担当する区役所のケースワーカー、ショートステイの相談員、母のケアマネジャーに連絡をとった。

 支援を求めて、窓口を探し、状況を説明し、決断し、手続きし、実行を確認する。それを繰り返す日々が始まった。