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僕がグアルディオラに勝つ方法


グアルディオラ

ペップ・グアルディオラ
現マンチェスターシティ監督であり
過去にバルセロナ、バイエルンも率いていた誰もが認める名将です。

世界のフットボールを牽引するこの名将に対して、こんな僕がどう勝つのか今回はそんな話をしていきたいと思います。

まず、勝つということがどういうことなのか定義していきます。

僕自身、プレミアリーグのチームを率いる権利(ライセンス)もなければ、そんな実力も今持っているとは到底思えません。

そんな僕が何で勝つのかというと、、、

言葉の浸透率

ということです。

昨今、ネット社会、情報社会のなってきており、誰でも、調べればわかる時代となってきました。

バルセロナ がどんなトレーニングをしているかもスマホ一つで知ることができる、知らない言語ですら、翻訳機能である程度理解することができます。

そんな世の中だからこそ誰が伝えるのかがより、重要になってきていると思います。

皆さんに向かって、僕とグアルディオラが全く同じサッカーの戦術を一言一句変わることなく伝えたときに、どちらに耳を傾けるでしょうか?

100人中100人、僕の家族でさえ、グアルディオラと答えると思います。

それはなぜか、それはグアルディオラにサッカーに対しての信用があるからです。

バルセロナ 、バイエルン、マンチェスターシティを率いている監督、かたや、なんの実績も無いただの23歳のサッカー指導者

実力の差、実績の差は一目瞭然です。

ここで今回の本題の

言葉の浸透率

が出てきます

言葉の浸透率とは、話がどれくらい自分の中に入っているか(浸透しているか)ということです。
簡単に言い換えると、どれだけ話を聞いてくれるかです。

皆さんにとって、僕とグアルディオラの言葉の浸透率の差は雲泥の差があります。

それは変えられない事実ですし、僕自身が一番それを自覚しています。

では、どうやって僕がグアルディオラに勝つのかというと

自分のチームに置いて、言葉の浸透率でグアルディオラに勝つということです。

自分のチームの中で、グアルディオラよりも自分の言葉に耳を傾け、その言葉を信じ、実際にアクションを起こしてくれる環境が作れると、僕はグアルディオラに勝ったと言えます。

そのための方法は僕の中ではたった一つしかないと思っています。

それは、、、

徹底的に信頼する

ということです。

Aさんの話しは信じて聞くけど、Bさんの話しはあまり信じられないから聞かない。
このようなことは、日本中、世界中どこでも起こっていることだと思います。

ここで大切になってことは、自分が信じないと相手も信じてくれないということです。
自分が少しでも相手のことを疑ってしまうと、相手も自分のことを疑ってしまい、悪いとこ探しが始まります。

また、信用ではいけません。信頼することが大切です。

僕の定義付けでは、何か条件の下、信じるのが信用無条件に信じるのが信頼。としています。

無条件に信じることで、相手も少しづつ自分を信じてくれるようになると思います。それが速い子もいれば、数年かかってしまう子もいるかもしれません。

これは相当難しいことだと思います。僕も正直、疑ってしまうことはありますし、信じて裏切られたこともあります。
もちろん、罪を犯してしまった等の特別な事情がある場合は疑うではなく、見守るということで対応が変わってくることはあります。

信頼し続けるためには自分の持っている100%で選手に向き合い、徹底的に選手を信じ、自分にも正直ではなければなりません。そうしなければ信頼関係なんて構築できません。

逆をいうと、これをし続けると僕は自分のチームの中では、グアルディオラよりも言葉の浸透率という意味では勝ったと言えると信じています。

ただ、グアルディオラに勝つことが目的ではありません。
選手たちの人生に関わっている指導者だからこそ、僕自身が信頼することの大切さを少しでも伝えていけたらと思います。

これからも

徹底的に信頼する

ということを僕自身の指導者の軸としてやっていきたいと思います。







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