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前屈みで腰の痛みを出さない方法

どもっ!

体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦です。



日常生活で前屈みになることって結構ありますよね。

下にある荷物を持ち上げる
ゴミを拾う
靴下を履く

色んなシーンで前屈みになると思いますが、そんな時に腰が痛くなると嫌ですよね。

なぜ前屈みで腰が痛くなるのでしょうか?

前屈みになる時に意識してほしい事と腰が痛くなりやすい人の使い方をお伝えしますね。



こういった方にオススメ
・社会人で重たい荷物や鞄を持つ事が多い
・前屈みになると腰が痛くなりやすい


前屈みになっても腰が痛くならない為には


前屈みで腰が痛くならないためには股関節から曲げるっていう事を意識してください。

股関節は、足の付け根(足を曲げた時にシワがいく部分)にあるので、そこから曲げて体を倒していくイメージです。



なぜ、股関節から曲げるのかというと

・股関節を動かす
・腰を安定させる筋肉を働かせる


この2つの目的があります。


股関節を動かす


ぼく達の体には、動いてほしい関節と安定してほしい関節の2種類があります。



動いてほしい関節は、股関節や肩、足首などが当てはまります。

安定してほしい関節は、膝や腰、首などが当てはまり、あまり動かずにできるだけ固定して痛い関節です。

股関節は、動いてほしい関節なので、前屈みになるときも動いてほしいんですが、股関節の動きが悪くなると動かない股関節の代わりに腰が動いてカバーしてくれます。

けど、腰は本来安定してほしい関節なのに動いてしまうので腰の負担が大きくなって痛みが出てしまうって言う感じですね。



なので、股関節を動かして腰をあまり動かさずに前屈みをする事が大事です。


腰を安定させる筋肉を働かせる


股関節を動かすもう1つの目的が、腰を安定させる筋肉を働かせるって言う事です。

その筋肉は、腰の骨から骨盤を通って太腿の骨につきます。



↑これ↑



この筋肉は、関節を安定させる働きのあるインナーマッスルで腰の骨や股関節の安定に関係します。



股関節から動かすことで、この筋肉に力が入りやすくなり腰の負担を減らして腰の痛みを予防してくれます。

逆に、股関節が動かずに腰から動かしてしまうと、この筋肉が働きにくくなるので腰が安定しなくて痛みにつながってしまいます。



この画像で見ていただけると、股関節から曲げるか腰から曲げるかによって背中から腰の曲がりが全然違うと思います。



腰が丸まるとそれだけで負担が大きくなるので腰痛を出さない為にも股関節から曲げる様に意識して下さいね。


まとめ


前屈みになると腰が痛くなるって言う人は、どこから曲げて前屈みになるかを意識してみて下さい。

股関節から曲げることで腰が安定するので腰痛が出にくくなります。

逆に腰から曲げてしまうと、腰の負担が大きくなって痛みを出すので注意して下さいね。





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