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疲れない体を手に入れる第一歩は呼吸から



どもっ!

体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦克哉です。



仕事をしてると体が疲れる

毎日体のどこかしら痛い

っていう方もいると思います。



今回は毎日痛みや疲れで悩んでる人にストレッチやトレーニングと違った観点からお伝えしようと思います。



こういう方にオススメ
・毎日体がしんどい
・治療院や薬を飲んでもよくならない


なぜ呼吸が必要なのか


ぼく達は、呼吸を1日に約2万回しています。



呼吸の浅い深いが人によって違うので、前後はありますが少なくても1万5千回はしています。



そんな呼吸の働きは

・体に酸素を入れて二酸化炭素を吐き出す

・自律神経を整える

こういった働きがあります。



酸素は、体にとってなくてはならない存在で、体の中の酸素の量が減ってしまうと体の中に二酸化炭素が増えてしまい、疲れやだるさなどが出てきます。



なので、二酸化炭素を体から吐き出すというのは、呼吸の中でとても大事なことになります。

※ぼく達の体は、息を吐いた分しか吸えないようになっています。息を吐く事ができないと、吸うこともできないっていう感じですね。


呼吸の時にはたらく筋肉


さっきは、呼吸の機能について書きましたが、ここからが本題です!



呼吸をする時に働く筋肉、これがちゃんと機能する事ができれば体の使い方はめぇぇっちゃ楽になります。



その筋肉っていうのは、横隔膜(おうかくまく)という筋肉です。




横隔膜




横隔膜は、息を吸う時に下に下がり息を吐く時に上がります。



この筋肉が上下に動くことで、肺に酸素が入る事ができます。



逆に、この筋肉が動かないと呼吸が深く吸えなくなってしまい、体の痛みや疲れやすさが出てきます。


なぜ横隔膜が大事なのか


ぼく達は体を動かす時に筋肉を動かしますよね。

筋肉が伸び縮みしてくれるから、腕を上げたり膝を曲げたりする事ができます。



その際、どの動きをするにしても1番最初に動いてほしいのが、お腹の筋肉になります。



難しい用語になるとインナーユニットって言ったりします。



インナーユニットとは、画像の青い四角のことを言います。

青い部分がそれぞれ筋肉になっていて、その1番上になるのが横隔膜です。



横隔膜が上手に働くことで、この四角を作ってる筋肉が機能してお腹に力が入りやすくなります。



逆に、呼吸が浅くて横隔膜がうまく働けない状態になっちゃうとお腹に力が入らなくなって、姿勢が悪くなったり体の痛みや疲れが出てしまいます。


まとめ


疲れない体、痛みの出ない体を作るためには、呼吸がとても大事になります。



ストレッチやトレーニングなどももちろん大事ですがまずは呼吸!



たくさん酸素を吸えるようになって、インナーユニットを機能させてお腹に力が入る状況を作ってあげれば、ストレッチやトレーニングの効果も上がります。



呼吸の方法は、胸式呼吸でも腹式呼吸でもどちらの呼吸をするにしても、横隔膜の上下を意識してみて下さい。



まずは、横隔膜を動かすという意識を持ちましょう!



横隔膜が動く感覚がわかれば、体も使いやすくなりますよ。

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