Inter-AS Option A、Bとは
異なるAS間同士でBGP/MPLS-VPNを接続する場合のPE間の経路広告については、以下のようなパターンがあります。
1.Inter-AS Option A
片方のBGPのASが65000、もう片方が65001のようなASが異なる場合、EBGPでの接続となります。
この状態で、BGP間の接続をIP単位で通信させる事をInter-AS Option Aといいます。
IP単位なので、サブIF等でVRFを分けて、VRF毎にeBGP接続をしていくシンプルなパターンです。
ただし、この場合はスケールの問題があります。
シンプルなので、VRFの接続数と同等数でサブIFを構成してIP接続する必要があり、VRFの利用数が増えれば増えるほどeBGPを構成するAS間で直接接続するASBR間の負荷が上がりスケール上の問題が出てきます。
ここから先は
522字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?