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SR-PolicyのConstraintsパス計算?

どうも、KATSUです。
今日は、SR-Policyの制約パス条件についての話です。
制約パス条件ってなんだろ?と思った方は見てください。

SR-Policyでパス計算をする時に毎回Explicitで経由するルータをA->B->Cのように指定するのは面倒ですよね?

逆に、自動計算するときは、IGPやTEのような、インターフェースに割り振ったIGPのCost、TEのCostの合計が最小になるパスしか選べない。

自動で計算させたいんだけど、BとCのルータ間は通って欲しくないんだよな~~というときに使うのがConstraintsです。

1.Constraintsパス

Constraintsとは、制約と訳されます。
SR-Policyの自動パス計算の時に、制約としてこのルートは通らない!!ということをパス計算の条件に含めることができます。
これにより、より柔軟なパスが自動計算できるようになります。

指定方法は簡単で、通過させたくない個所に印をつけます。
設定としては、ルータのIFにaffinity bitで設定します。

2.ルータBとCのIFへaffinity bitを設定

segment-routing
 traffic-eng
 interface Gi0/0/0/0
  affinity
   red

 affinity-map
  red bit-position 0

3.ルータAのSR-Policy設定

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