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問題は気づけるかどうか

問題はあるかないかよりも、
気づけるかどうか

「問題がない」と思っていたら、

本当は問題に気づいていないだけかもしれない。


問題の本質を捉え、的確にクリアしていくことで
プロジェクトで成果が出たり、会社が発展たり、人は成長していく

そもそも問題に気づけなければ、何も始まらない

「問題に気づけるかどうか」は、
いろんな視点で物事を見たり、
さまざまな価値観で物事を考えることで、見つかったりする。

そして、
それは、体験によって磨かれていくのではないかと、僕は思います。

ということは、問題を体験できる環境には、学びがいっぱいあるはず。


そんなことを考えるキッカケがありました。

お客さまからのクレームの話です。

美容院では、スタッフの対応に対してのクレームは少ないのですが、
まれにあります。

そのまれにが、先日、他の店舗でありました。
それは、あるスタッフに対してのお客様の声、

「周りをキョロキョロして集中しているように見えない」
「適当に扱われたように感じた」
「セットになってるはずの、商品を受け取っていない」

一緒に働くスタッフからも、不満が出ていたような内容は。

「態度や言動がお客様に失礼」
「仕事が雑」
「店のルールを守らない」


日頃の行いが、そのまま出ていた結果の内容のようです。

このクレームに対して、本人にとっては最高の学ぶチャンス!

しかし、
何か失敗をしてしまった時に
素直に受け取れない、自分の中の問題に気づくことができない

そんな人は、少なくないのかもしれない。
そのスタッフも、そんな一人

プライドが高い
人の意見を素直に聴けない
問題に向き合おうとしない

気持ちは、わかります。

大きな失敗が起きた時、

「ちょっと疲れてたから」
「たまたま、その人がうるさい人だったから」

そのように、今の自分の問題から目を逸らして
他人や環境に責任を押し付けてしまえば


辛くはならない

その時の自分は、自分を否定しないことで救われる。
ただ、それでは今後、同じような失敗を繰り返すのが目に見えています。

そこれを機に、
学びに繋げられるように導くことができれば

失敗が起きた時こそ、成長をつくる絶好のチャンス!!!

このスタッフが、自分の問題に向き合い、
その問題を解消できるように取り組めば、成長につながる。

美容師として必ず魅力が高まる。

勇気を出して不満の声を上げてくれた、
そのお客様に感謝できるように気づかせてあげたい。

少し話は、ズレますが
この話を聞いた時に、もう一つ感じたことがあります。

人は第一印象で、その後の受け取り方は変化するということです。

悪い印象を持っていれば、その後の言動や行動を見るにも
「この人は感じがよくない」という
目に見えないフィルターを通して捉えてしまう。

人が持つ印象や先入観というのは大きい。
これまでの、体験から無意識に偏った見方をしてしまうことは、
どうしても起きてしまう。

これは、伝える側としても受け取る側としても、認識をしていた方がいい
と、そんなことを感じました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。