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新入社員に伝えるために

今年は9人の新入社員がミラートークに入ってきてくれる

専門学校を2年通い
美容師人生をこれからスタートする人たち

そんな新入社員の基礎技術を学ぶ訓練校を会社でやっています
訓練校というものがどんな制度なのか、ぼくもいまいちわからないのですが

ぼくの会社でやっている訓練校を簡単に説明すると
営業中の時間を使い、必要な技術や知識を習得するもの
つまり仕事中に練習する時間をつくるということです

こんな説明でいいのかな、、w

その会社でやる訓練校を今年度は、ぼくに全て任せてもらえた

期間は4月〜5月の水、木、金の14時〜17時の3時間で行う
営業後の時間を使わずに練習できる時間

いやー

心の声が少しもれる
正直言うと、めちゃくちゃいい環境だよね

いかんいかんw

そんなのは昭和の思考だww

と言うよりは、業務時間内に必要な技術を学ぶのは
正しいことだよね

ただ、

美容師はそれが多すぎる、、、
美容専門学校を出てるのに

それが学校をつくりたい理由の一つなんだけど、、
今回は置いておいて


新入社員の美容師スタートアップに
ガッツリ関わっていく環境を作ってもらったのは
学校をつくりたい僕にとって最高の体験になることは間違いない

この環境を活かし
新入社員が、これからの美容師生活を充実したものにする
美容師として輝ける基盤をつくる

そのために
自分がどう関わっていくか
どんな言葉をつたえていくのか
どんな内容にするのか

そして、なにより大切なのは
どんな姿勢で新入社員に向き合うのか

その体験がぼくにとっての最高の学びになる

まずは
自分の中で整理する
今回は「新入社員へ伝えるために」というテーマにしました

前おき長っ、、w


さて

進入社員の命運を任された僕はまずどんなことを伝えたいか

美容師という仕事がどんな仕事か

美容師は技術を武器に「人と向き合う仕事」

だと僕は思っています

ここでいう技術はいわゆるカットなどをする技術と
お客様と対話するコミュニケーションの技術です

その様々な技術を駆使し
人とどれだけ向き合うかによって美容師として魅力は引き出されます

ただ
ぼく自身もそうですが
美容師になったばかりの頃に、そんなこと考えもしなかったのも事実w

今年入社してきた社員がどんな想いで美容師になったのか
美容師に対してどんなイメージをもっているのか
それをぼくも知る必要がある

人に何か伝えるときに
自分の伝えたいことを優先してしまうと
相手はなかなか受け取りにくい

相手の今の状態を知ったうえで
どんな伝え方なら伝わるのか、
どんな内容なら伝わるのかを考える

自分の新入社員の頃はどうだったかな、
今までの新入社員はどうだったかな、
今の若い世代はどんな価値観をもっているのかな
若い世代が関心を示すのはどんなことなのかな
目の前にいるスタッフはなにを感じ、なにを考えているだろうか

どれだけその人のことを考えても、100%知ることはできないけど

知ろうとする姿勢でいよう

同じ人間なんていないから、いろんな人を知ることは
僕にとってすごく好奇心が湧くもの

かたひじ張らずに、
好奇心のままに人に向き合っていこう

美容師はお客さまと向き合うのが大事なように
新入社員にどれだけ向き合うことができたか

そんなことを考えていて、ふと感じたことがある

フラットな関係性が大切だ

そもそも、
人と人の関係に上も下もない

新入社員は、ただ何も知らないだけなんだよね

社会人としての生き方も、美容師の技術や知識も
何をするのが正しいのかも、
何をしたらいけないのかも
知らないだけなんだよ

ここで必要な情報と経験が足りないだけなんだ

知らない環境、知らない人は不安だし恐いもんだ
人によって感じる度合いは違うけど
その不安や恐怖を想像できるかどうかで、関わり方は変わる
伝える言葉は変わる

つい、こうしなければいけない
と、自分の正解を押しつけてしまうことは誰しもあると思う

でも、少し踏みとどまって考える

この言葉はその人に本当に伝わるのだろうか

相手にどう伝わるかは100%わからない
だけど出来る限り相手の受け取り方を想像することで
相手に伝わりやすくなる

まずは相手を知ろう


さらにつけ足すなら、雰囲気や流れも大切
環境によって自分では崩せないこともあると思うけど
どれだけ
伝わる雰囲気を作るか、どれだけ準備して流れを作るか

そこに必要なのは、

相手への想いの強さ
現場での気づく力
準備にかけた時間

まぁ、なんにせよ
今の自分にできることを全力でぶつけていくしかない

自分に限られた時間の中で、
どこにフォーカスして、どこに力を入れるか
そして
着地点はなんなのか


さぁ

今日は
新入社員の前での初のプレゼンタイム

心が掴めるまではいかないにしても
心を少しでも動かせる発信にしよう


最後まで読んでいただきありがとうございました

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。