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自分を育てる方法

そもそも、僕は「強み」と「弱み」が対比される構造にもちょっと違和感を覚えています。ある人が強みと思う資質は、視点を変えれば弱みにもなり、逆も真なり。強みと弱みは表裏一体であり、不可分ともいえないでしょうか。

たとえば、「一途にやり抜く力がある」ことがあなたの強みだとします。しかしながら、子rは裏を返せば「融通が利かない」とも表現できます。
実際のところ、強みとなるか弱みとなるかの判断は、“結果次第"になるケースが多いはずです。結果さえうまくいけば「実に粘り強くやり続けたからこその成果だ」と讃えられ、失敗すれば「頑固にこだわりすぎるから」「まったく視野が狭い」と評価を下げられてします。
結果の成否によって、180度違う評価をあなたは受けることになる。思い当たる経験もあるのではないでしょうか。
あるいは、仕事の仕方を変えていないのにもかかわらす、上司の変わった途端、評価が変わって戸惑った。そんな経験もあるかもしれません。評価に左右され続けては、心が疲れてしまいますね。

だから、僕はいつもこう考えるのです。
人には強みも弱みもない。あるのは”特徴”だけだ、と。

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