マッピング思考

人は信じたいことをなんとしてでも信じたがる。
人は信じたくないことに目をつぶる。
自分だけは例外だと考えたがる。そして、それに気がつかない。

知性が高く、知識がある人のほうが、
むしろ「自分の考えは正しい」という誤った安心感にとらわれやすい。
「真の知性」の条件とは。

リスクに目をつぶらず、どうやって正しい方法を取れるのか？
「成功するから」賭けるのではない。
「やる価値があるから」賭けるのだ。

相手の行動に理解できないところがあったら、目を逸らしてはいけない。
その混乱を手がかりにするのだ。
それが、交渉を解決するカギになる。

アイデンティティは「軽く」しておく。
異なる意見を嫌悪するのではなく、相手の意見を理解しようと努めるのは、まず＂自分から„。

Julia Galef

マッピング思考――人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」