イタリアで就職は可能か?
こんにちは!
日伊ビジネスマッチングの阿久津佳菜です。
久しぶりの記事を書きます!
先日、ある方から「現地で就職するにはどうしたら良いか」という問い合わせをいただきました。
(以前こんな記事も書いていました⏬)
結論から言いますと、イタリアので職を探すのは非常に困難です。
まず、現地にいるイタリア人ですら職がありません。
現在のイタリア全体の失業率は9.4%です。
若年層に関しては28.2%です。
※2021年10月付
これでも以前よりは良くなっています。
日本の失業率は3%を切っているので、比較するとものすごい差になりますね。
この厳しい就職難の中、多くのイタリア人は職を探しにドイツやスイスに移っています。
日本人が現地で仕事を得るには、主にこの3パターンになります。
①現地で探す
②日本で就職して現地に駐在する
③現地で自営業をする
私の友人も何人かは現地で自営業ビザを取っていますが、かなりハードルが高いと思います。
就労できる他のビザがあまりないのも難しいポイントです。
イタリアにはインターンシップができるビザはありませんし、現時点でワーキングホリデー制度も導入していません。
(ワーホリは交渉中みたいですが、いつ確定になるかもわかりません。)
イタリアで重要なのはやはり「コネ」になるので、特に何も現地に繋がりのない方は無謀な挑戦になってしまいます。
例えば学生ビザで現地に入り、就職先を現地で見つけてそのまま就労ビザを出してもらうというのは、できなくはないです。
(学生ビザでは月80時間のアルバイトが許されています。)
ただし、非常に困難ではあります。
先ほど述べた「コネ」というものが、想像以上に必要になるからです。
イタリアはあなたが思う以上に「〇〇の知り合い」や「△△の紹介」が強く影響します。
散々イタリアでの就職は難しいことをお伝えしましが、もちろんゼロではないですよ!
ある知り合いは日本で就職した後すぐにイタリアの駐在なりました。(イタリア語レベルもある程度必要になりますが)
また、他のビザで現地に滞在している間に死に物狂いで就活に勤しみ、現在はフリーで働いている人もいます。
日本での現地の掘り出し物の求人が出ているかもしれませんので、チェックを怠らないことも重要です。
私の考えとしては、イタリアに渡ってから自分の足で探し回り、いろんな人に繋いでもらうのが一番良い気がしています。
イタリアで働くのは色々と困難が多いでしょうが、確率0ではありません。
現地の情報はできるだけ多く仕入れてみましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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