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【詩】チルアウト・ノクチルカ

何者でもなかった透明な僕たち
誰かに憧れ、誰かになりたかった
手を伸ばせば届きそうで
でも遠く、遥かなる距離…

過ぎ去る時間、流れゆく涙
もう、誰かになる必要なんてない…
…チルアウト・ノクチルカ…
 ―さよなら、透明だった僕たち―

未来の扉を開くその瞬間
光差す先に広がるのは自由な世界
誰かでなくても、ただの僕たちで
羽ばたくように舞い踊る、夢の中

空に描く未来のシルエット
透明な糸が結んでいく絆
…チルアウト・ノクチルカ…
 ―さよなら、透明だった僕たち―

走りだす波を追って、僕たちは碧い風になる…

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