最後の一歩
いつも最後の一歩が踏み込めない。
好きです。
どうしてこの4文字が言えないんだろう。
毎日会える訳でもなく、次いつ会えるか分からない。そんな人を好きになってしまった。
遠距離恋愛ってやつだ。
その子は、初めて会った時に好きになってしまった年上の女性。
今まで社会人になって自分のしてる仕事を楽しいと誇りを持って言う人に出会ってこなかったので、初めてそんな話を聞いた時に虜になってしまった。
会うまでは今日は言おう。こう言ったら喜んでくれるかな。たくさん笑った顔が見たいな。とか考えながら集合時間を待ち望む。
遠くから歩いてきた!
シルエットが見えるだけで凄く嬉しい。
近づいて来る姿で心が高ぶる。
好きだ。
心の中では一瞬で現れる言葉。
その子との時間、話、一緒に食べたご飯
全てが幸せだった。
せっかく写真撮ろうって言って貰えたのに、忘れちゃうくらい満足する時間だった。
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一緒に歩く帰り道。
私は土地勘が無かったので、その子の横をついて行く。
ありがとう。すごく楽しい時間だった。
またご飯行こうね!
ここまでは言えた。
しかし、本心ではそれ以上の事を伝えたかった。
これまで仕事のことだけを考えて生きてきた自分に仕事以外の考えをくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。つ
次は想いを全て伝えたい。
どう思われてもいいからその子の人生が1%でも幸せになってくれればそれでいい。
不器用だけど…、口下手だけど…、伝えよう。
いつもありがとう
大好きです。
と。
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