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未経験で不安だった私がグラフィックデザイナーからUIデザイナーになった話

こんにちは。
株式会社アジケでUIアシスタントデザイナーをしている山本です。

ご縁があり今年の1月からアジケへと入社しました。
前職は主にチラシやポスターなどの紙ものを中心にデザインをしていました。

UI/UXDは以前少し学びましたがほぼ未経験からのスタートになります。
アジケへきて早1ヶ月、ようやく研修を完遂することができました。

初歩段階ではありますが紙からUIデザイナーになってできたこと、できないこと、やらなければいけないことを書いていきたいと思います。

できたこと

⒈ UIデザイナーとしての年間目標設定ができた

アジケでは年初めに年間目標を設定します。それに基づき毎月のアクションプランを定め目標を達成できるように日々の業務に向かいます。

また目標設定は評価する上でとても大事なものになってきます。
なので評価する側がわかりやすいように目標も抽象的ではなく具体的かつ行動を対で考えなければなりません。
評価して欲しいと要望するだけでなく評価される側も評価されにいく姿勢が大事なんだと新しく気づきがありました。

⒉ コンポーネントの理解ができた

UI/UXDの世界に飛び込んだのならそこで使われる専門用語を覚えることは必須です。

その中でコンポーネントという言葉を最初はよく理解することができませんでした。

コンポーネントとは、部品、成分、構成要素などの意味を持つ英単語。ITの分野では機器やソフトウェア、システムの構成する部品や要素などのことを意味する。

???でした。
ですが研修を遂行していくうちにコンポーネントを理解することができたのです。
?がひとつづつ消えていくようなイメージで研修を終える頃には自分でも驚いていてあ、自分できてると研修が身に付いてきていることを実感しました。

⒊ エンジニアとの必要なコミュニケーションが理解できた

紙からUIデザイナーになって1つめの大きな変化は印刷するが実装するへと変わったことです。
印刷には入稿データが必要でしたが実装にはガイドラインが必要になります。
ガイドラインを元にエンジニアが実装をするのですが、ここで大事なのはエンジニアとデザイナー間で共通認識ができているということです。

よく関西ではマクド、関東ではマックと言うように同じマクドナルドでも表現が違うとワンクッションあります。
このワンクッションが相互のストレスとタイムロスに繋がってはいけないのです。
なので日頃の会話の中から共通認識を作ったり、いっそ全体でルールを設けたりそういったコミュニケーションが大事だと理解することができました。

⒋ フルリモートでもアジケの一員になれた

コロナ禍での転職活動だったので面接から入社して今までずっとリモートワークをしています。
なので会社へ行ったこともアジケの人たちと直接会ったことはありませんがフルリモートでの入社にストレスはありません。

もちろんアジケの皆さまは暖かく優しいです。同期もできました。
ですがそれ以前にアジケには仕事に対する意欲とテレワーク指針により会話を無くさない工夫がたくさんあるためアジケの一員になることができました。

できないこと

⒈ 生産性を意識できていない

デザイナーにありがちな、終わらなければ残業すればいいと作業時間がルーズになってしまうことがあります。
これは生産性を全く意識しておらず、わたしが今1番出来ていないことだと思います。
そこでわたしは生産性を上げるためにまず自分のキャパを知ることを実行しました。
次に最も大事なのはマイナスな事実は早く伝えることもしくは最初から上司となる人に自分のキャパを伝えておくことです。
少々気が引けますがこの種類のコミュニケーションをとることで、格段と仕事の生産性が変わってくるのではないかと感じています。

⒉ 話す力・言語化ができていない

アジケでは皆さんの前で話しをすることや自分のデザインの説明をする機会が非常に多いです。
当初は話すことを一語一句書いていたり、資料をそのまま読み上げていくだけといった非常に効率が悪く相手にも伝わりにくいやり方をしていました。
また事前に準備していないことを振られた時にちゃんと考えて作っていたはずなのに言葉が出てこないつまり言語化ができていないことにも気付きました。
話す場面において瞬時に整理し順序立てた話しをしてく力はこれからの課題となっています。

やらなければいけないこと

⒈ ツールを使いこなす

紙からUIデザイナー になって2つめの大きな変化はデザインツールがIllustratorからFigmaに変わったことです。
FigmaはIllustratorと違って機能が最小限しか備わっていません。
そのためツール自体は軽く共有もしやすいので使いやすいのですが、Illustratorで可能だったことがFigmaでは不可能なことに当初ストレス
を感じていました。
調べていくとFigmaは使う機能を後から追加していく仕様でした。
Figmaはまだまだ日本での普及は少なくチュートリアルも少ないため自身で攻略していくことが課題です。

⒉ コンポーネント の最適化

できることでもありましたがコンポーネントが理解できたのなら、
それを最適に扱いデザインしてくことが求められます。
ユーザーにとってストレスのないコンポーネント選びをこれから学んでいかなくてはなりません。

⒊ 手を動かしながら頭も動かす

当たり前のことですが難しいことのひとつです。
デザインをしていく中でも 「これをガイドラインに落とし込むなら?」
「言葉で相手に伝えるなら?」と問いかけをしながら
手を動かしていくことがアジケのデザイナーには必要だと感じています。

まとめ

長々と最後まで読んでいただきありがとうございます。

ここからは完全に余談ですがわたしがアジケへと転職した経緯を少し話させてください。
いきなりですが、
Q . 転職する上で1番大事なことは?
A .ここに入社したい! と心から思える会社に出会うこと
だとわたしは答えます。
ではどうしたら出会えるのか、ですよね。
わたしが導いた答えはエージェントやスカウトに頼らず
自分の時間を裂き会社をどれだけ調べられるかです。
根性論っぽいんですけど熱量って大事だと思います。
人生の大半の時間を締める仕事だからこそ妥協をしてはいけないと考えていました。

結果としてわたしは紙からUIデザイナーになって本当に大きな変化の連続で覚えることがたくさんあります。
ですが今までのキャリアが無駄になったことはないし、とても充実した日々を送ることができています。
なのでこの記事が少しでも何かの参考になっていただければ幸いです。

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