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『英作文トレーニングドリルTransform』の効果的な使い方②

前回は

「和文英訳パート」の効果的な使い方について

書きました。

今回は「自由英作文パート」について

扱います!

1. 構成に隠された秘密

和文英訳で使った「文法事項」や「変換技術」

を自由英作文で活用する点が本書の秘密です。

僕は昔から何度も構想を練っていました。

それは和文英訳で学んだことが

自由英作文でも使えれば、真の意味での

1文と自由英作文の橋渡しができるということです。

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※新刊は神保町の三省堂では語学書コーナーにあります。

2. 自由英作文パートの効果的な使い方

自由英作文パートでは

①イントロダクションページを精読

ここでは英作文に使う基本的な論理構成や展開を具体例を出しながら説明しています。しっかり精読し、基本的パターンの理解を深めてください。

このイントロで本書が紹介するものは

本当に大学入試・資格試験で100%使える(点がもらえる)ものに徹しています。東大・京大・国立大学合格者、早慶の現役の学生のインタビュー、さらには教えた現場の生徒の再現解答(生徒から資料を貰いました)など、実際に合格した生徒の解答から最適解を考えました。

僕自身、大学入試・資格試験のライティングの採点法も研究しました。どのくらいで満点が出るのか、どんなミスが減点されるかなど、細かい塩梅までチェックしましたので、ご安心ください。

②自由英作文の構成を一緒に作る練習

読者の皆さんが慣れているのは

自由英作文を書いてから解答と見比べて行く方法ですよね。もし自信があれば、このやり方でかまいません。

しかし、僕が今回のTransformで提唱するのは

一文一文丁寧に構成を作るトレーニングです。

まず、テーマ理解と表現のインプットをしてください。テーマ理解も書き下ろしです。これから長く重要になるテーマに関して英語表現・語彙も収録しています。トピックの汎用性が高いものが中心で、驚くほど他分野に応用が効くものを用意しました。

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※この本は企画がクリスマスに通りました!

次に一文一文丁寧に構成を作ります。

その伴走役を務めるのも

Transformです。和文英訳で学んだ地道なトレーニングが皆さんの英文を膨らませていきます。

具体例には

主張

理由

具体

反論

結論

など、和文英訳の素材(自由英作文の実際のコンテンツにあたる)

を解く問題があります。アイディアを練る手順が深められ、毎章をやるたびに力がついていきます。

そして、丁寧にやり込めば気づくのです!

「これ和文英訳でさっきやったような」

「文型をここで活用するのか!」

「これならできるかも!」

そうです。

英語の長文が一文の集積であるのと

同じで、自由英作文でも一文の解釈とそれをまとめる力の両輪で力がグッと上がるのです!英作文の英文解釈という、新たな試みをしました。温故知新と言いますか、日本の英語教育の得意分野を英作文の世界にも移行しています。

その上でパターンプラクティスや音声学習を徹底すると、新たな地平線が見えるのです。

③解答例を徹底分析&身につける

自由英作文の解答例は

丸飲みするつもりで

「構成分析」

「表現の収集」

「各章で学んだポイントの復習」

を入れてください。

その上でこの解答例を

◎リピーティング

◎シャドーイング

してみてください。受験までの時間を考えて、トレーニング量を調整しましょう!

回数というより、

「過去問」をやったら、

◎自然と表現が使えてきた

◎論理構成を思いつくスピードが上がった

◎他にも応用が利いた

これが身についた基準ですね。

7章では

「アイディア出し」

を重視しながら

解説をしていきます。

僕の提案は

「日常生活にヒントを探す」

ことなので

理由や具体で

どう考えればいいかを解説しました。

この7章あたりから

慣れた読者の方は

ひととおり解答を作ってから

トレーニングをしてもかまいません。

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※自由英作文最後の章は「未知」に挑戦!

さて、最後にラスボスです!

「未知の問題」

を考察するパートです。

トピックに左右されない実力も

この本ではトレーニングしてきました。

最後の章はかなり骨が折れます。

しかし、皆さんは

振り返ると

手加減されたものではなく、

乗り越え甲斐があるものに挑戦した時に今までも

力をつけてきたはずです!

皆さんの渾身の解答を作ってみてください!

音声トレーニングも経た頃、皆さんは

冒頭のストーリーの真の意味を知ることになります。

3. この本の裏ボスに挑戦!

※最後まで読んでいただいた方に

裏ボスを紹介します。それは

第6章を150 wordsで書くことです。

その解答例はp.170にあります。

そのあとは

エンディングはなく、皆さんの真の冒険がはじまります。過去問と入試を一緒につけた力で戦いましょう!合格してからも皆さんのストーリーは続きます!いつか、その冒険話を僕のところに話しにきてください。

~To Be Continued~



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