ウィーンの素敵な公園 アウガーテン ~樹木の剪定方法~
Hallo! 本日は久しぶりに太陽が見えました。そんなウィーンからこんばんわ。かぬしゃいです。
前回の続きで、私がウィーンで好きな公園のひとつ「アウガーテン」について、どうでもよい情報をお伝えします。もちろん、最後のほうに少しだけ役に立つ情報も載せておきますので、お付き合いいただけますと嬉しいです。
さて、この公園の広さは52.2ヘクタール(と言ってもピンとこないので、やはり東京ドームの大きさで考えると、だいたい11個分です。)で、その大きさ故に、たくさんの樹木が植樹されています。春は青々とした若葉をまとい、夏には人々を日差しから守る日陰をつくり、そして秋には素敵な紅葉を見せてくれる木々なのですが、、、、剪定のされ方がなんだかおもしろいのです。
よくわかりません??そうですよね。。それでは拡大します。
やはりわからないですよね。。
なので、勝手に解説しますと、下記の写真のように、道の上にあったはずの枝がごっそり切り取られているのです。髪型でいうならば、前髪をばっさりといかれた感じ。それも、すべての木で同じ形、同じサイズに。
確かに、剪定する側からすれば、とても合理的だとは思うのですが、これって、樹木にとってはどうなのか…は気になるところです。
なお、どのような機材でこのように画一的に剪定しているのかというと、下記のような機材で、上まで登って、一気に剪定しているようでした。
日本の街路樹ではこのような剪定方法は見たことがないため、驚きのあまり写真をたくさん撮ったのですが、今思えば、明らかに変な東洋人でした。(反省)
そんなこんなで、なんで日本はこのような剪定をしないのかというのをぼんやりと考えてみたのですが、それってやっぱり桜があるからなのかな、と。
桜はその花も美しいですが、個人的には、桜が満開になり手の届くところまで枝がたわむのが好きです。
こういう風にばっさり行ってしまうと、そういった風情がなくなってしまいますよね。なので、やっぱり、木の切り方ひとつにしても日本っぽさってあるんだろうな、と。(あくまでも個人の見解です)
ということで、どうでもよい情報でしたが、下記はアウガーテンの詳細です。いろいろ調べましたが、公式の情報はいいものがなく、trip advisorのURLを載せておきます。
https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g190454-d2235140-Reviews-Augarten-Vienna.html
なお、アウガーテンのメインは、実は公園ではなくて、ヨーロッパで2番目に古い磁器工場と博物館です。(早く言えよ、という声が聞こえてきそうです)今でも、現役で作っています。1718年に建設されたということで、日本なら徳川幕府の享保の改革当たりです。日本でお侍さんがいた時期からここで磁器を作ってると考えると、ドキドキします。(たぶん私だけ)
磁器工場のサイトはこちら:https://www.augarten.com/en/porzellan/11-museum
(英語、ドイツ語。日本語もありますが、うまく表示されません)
それと、アウガーテンと言えば、日本でおなじみのウィーン少年合唱団の寮や彼らのコンサートホールの”MuTH”があります。
中心街のHofburgチャペルで毎週日曜にミサが開催されますが、このMuTHでも時々パフォーマンスをします。特にクリスマスシーズンは、クリスマスソングの特別プログラムがありますので、興味ある方は要チェックです。
詳細:https://muth.at/en/home-en/ (英語、ドイツ語)
ということで、また次回!Auf wiedersehen(アウフ ウィーダズィン) さようなら!
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