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夏休みのアクション!学習塾と昔遊び体験会

日時:2021年8月19日
場所:松岩公民館
学年:3学年生徒2名
コーディネーター:加藤・三浦


夏休みを利用して、松岩中学校の男子生徒2名がアクションを起こしました。
それぞれがテーマを持って探究を進めており、今回はコラボしてイベントを実施しました。

「地域の誰でも利用できる学習施設の在り方とは」というテーマの生徒は、「魁☆松岩塾」という学習会を企画しました。
また、「どうすれば昔の遊びの面白さに気づいてもらえるか」というテーマを設定した生徒は、「昔遊び体験会」を行います。

彼らは7月に行われたフィールドワークで松岩公民館を訪問しており、その場でイベントを行うことが決定しました。

当日の参加者は、申し込みをしてくれた小学生3人と中学生3人。
また、公民館の館長さんの協力により、昔遊び体験会では9名の老人クラブの方々にお越しいただきました。

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イベントの最初は「魁☆松岩塾」。
主催生徒から掟が紹介され、参加者は夏休みの宿題を持ち寄って課題に取り組みます。

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途中、中学生が小学生に宿題を教える姿も。
どの参加者も集中して学習に励んでいました。

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たくさん学んだ後は、遊びの時間です。
老人クラブのメンバーも加わり、「昔遊び体験会」が始まりました。

まず初めに、おはじき体験。
複数のグループに分かれ、老人クラブの方々からおはじきを教わります。
早速ゲームが始まりました。

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「ここを通すといいよ!」
「あ〜残念。こうやんのっさ」
「うまいうまい!もう一回やってみらいん」
老人クラブの皆さんの神業に、子どもたちはビックリ。
大人も子どもも、とても楽しそうに昔遊びを楽しんでいました!

おはじきの後は、紙飛行機作り。
さまざまな作り方を教わりながら、自分だけの紙飛行機を作ります。
最後は体育館でみんなで一緒に紙飛行機を飛ばしました。

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イベントを企画した生徒からは、その日のうちに「またイベントをやりたい!」との声が上がっていました。
実際に行動を起こしたことで、新たにチャレンジしたいことが見えたようです。
昔遊び体験会を実施した生徒は、引き続き老人クラブとの繋がりを持ちたいと話していました。

問いをたててイベントを実施するまで、たった数ヶ月。
地域の大人の方々の協力もあって挑戦することができました。

まだまだ探究は続きます。
どんどん探究サイクルをまわして欲しいです。

早速振り返りと次回に向けての作戦計画!
我々も引き続きサポートしていければと思います。

(文・探究学習コーディネーター 三浦 亜美)


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