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問いの精度を上げてみよう プロジェクト探究部@面瀬中学校#1

日付(所要時間):2022年7月27日(計90分)
場所:面瀬中学校
学年:3学年有志
概要:プロジェクト探究部 第1回目
コーディネーター:加藤・三浦・渡邊・成宮(オンライン)

面瀬中学校プロジェクト探究部(プロ探部) 第1回目を実施しました!

アイスブレイク「自己紹介」

本日のアイスブレイク(チェックイン)は、第一回目ということで「自己紹介」。”なぜプロ探部を志望したのか””夏休みにやってみたいこと”をざっくばらんに話をしてもらいました。

参加しているメンバーの共通点が見つかったり、興味のあることが分かったり、普段のコミュニケーションだけでは分からない気づきもあったはず。

自分を表すキーワードを表してみよう

今日は自分自身を、また参加している友達のことを知るべく、「私の卵」と題して自分自身を表すキーワードを3つ挙げてみました。具体的には、A4用紙に大きく楕円状の丸を書いて、キーワードを書き入れていきます。ポイントは、キーワードを囲む丸の大きさを大事にするものや割合を意識しながら変えてみること。

普段から心がけていること、好きな漫画やスポーツ、大切にしていることなどが挙がりました。みんなじっくり考えている姿がとても印象的でした。

面瀬中学校1

問いに対して”フカボリ”と”ユサブリ”をしてみよう

これから行う探究活動をより実りのあるものにしていくために「問いを重ねてみる」ことを目的とするワークを行いました。まずは、各自が持つ問いをポストイット(黄※)に書き出します。

面瀬中学校3

みんなが挙げた問いを、模造紙に貼り付けて分類します。その問いに対して、更に問いを重ねてみて、疑問に思うことをポストイット(ピンク※)に書き出してみます。

※最初の問いと次の(重ねる)問いを色分けすることがポイント

面瀬中学校2
面瀬中学校4

問いの精度を上げるためには、

フカボリ(深堀り)・・・こだわりを深堀り、根底の価値観を探る
ユサブリ(揺さぶり)・・・とらわれを揺さぶり、新たな可能性を探る

出典:問いかけの作法,安斎勇樹,株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン

の2つのモードを意識して、問いを重ねてみよう。フカボリでは、”なんでそう思ったの?”、”それってどういう意味?”、”もっと詳しく言うとどういうこと?”、ユサブリでは、”本当にそうなのかな?”、”思い込んでしまってないかな?”、”そもそもそれって必要なのかな?”といった具合に。

重ねられた問いに対して、”お、なるほど!”、”そんな視点もあるのか”、”それも気になる”といった声が多くありました。

残りの時間は、これから進めていく探究活動のテーマ、仮説、次の3歩をそれぞれコーディネーターとも対話しながら考えを整理してみました。

次回からは、早速、各個人の探究活動に一層取り組んで行きましょう。

(文・探究学習コーディネーター 渡邊国権)

※関連リンク記事、追加予定

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