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What is Technology? 探究学習塾ナミカゼ#7_テクノロジー回④

日付(所要時間):2023年8月30日(計90分)
場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ
学年(人数):1〜3学年有志(計11名)
概要:探究学習塾ナミカゼ2023 第7回目 テクノロジー回 ④(最終回)
コーディネーター:成宮・渡邊・三浦・永峰・加藤(オンライン)

今回の探究学習塾ナミカゼは、全体では第7回目、テクロノジー回全4回の最終回でした。

最終回は、特別ゲストとして気仙沼市デジタル補佐官 種子野 亮さんをお招きして、「テクノロジーってなんだろう?」をテーマに実施しました。

仮想マシン・ソフトウェアを提供する企業でデジタルの最前線で奮闘されるなか、気仙沼市における水産 DX の検討にも尽力されている種子野さんとナミカゼの塾生と一緒にテクノロジーについて対話も交えながら考える回となりました。

Technology for Social Good

デジタルは人を幸せにするのか?

この世の中にこれだけデジタルが普及することには理由があるはず。

テクノロジーの変化があるから世の中が変化するのか?それとも世の中の変化があるからテクノロジーが変化するのか?

良い面も悪い面も全てをひっくるめてトランスフォーメーション(変化)

デジタルの良い面ってなんだろう?

「時間」・「空間」・「人間」の全てに間という文字が含まれているが、その間を埋めてくれるものがデジタル。

デジタルの悪い面ってなんだろう?

通信販売ネットワークの充実による小規模商店の倒産、サイバーアタック、エネルギーの大量消費など時代の流れとともに”負”の影響が出ていることも事実。

日本の社会は若者が創る

種子野さんから、世の中の潮流をお話いただいた後、高校生どうしで、テクノロジーとはなにか、テクノロジーが社会をより良くするのか、といった未来志向の対話を行いました。

テクノロジーの発展による現在ある職業への影響や身体への影響など、高校生にとっては疑問がたくさん浮かんだようですが、印象的だったのは、種子野さんが「私にもわからない」とお答えになったこと。

「日本のデジタルは、世界のそれと比較すると2-3年遅れてる。情報ソースは日本語で求めてはいけない。英語に対する壁は、これから言語の壁ではなくなっていく。これからの日本や世界に必要なのは、若者の力。がんばって!」

最後には、全体で激励のメッセージをいただき、対話を通じて正解のない問いに向き合う探究学習塾ナミカゼらしいテクノロジー最終回となりました。

次回からは、経済回に突入します!お楽しみに!

(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 渡邊 国権)

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