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探究学習塾ナミカゼ

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気仙沼市の高校生向けの探究的な学びを深める探究学習塾について
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#気仙沼

自分らしさを探究する_探究学習塾ナミカゼ2024 #0

探究学習塾ナミカゼの開講前スペシャル回では、グローバルなビジネスコラボレーションを促進し、イノベーションを加速させることに情熱を注ぐ連続起業家である、ウズベキスタン出身のFariza Abidova(ファリザ・アビドヴァ)さんとフリーアナウンサーの徳永 有美さんをお招きしました。 プログラムの構成は、前半が、ファリザさんと徳永有美さんとのパネルトーク、後半が、高校生の探究活動のブラッシュアップです。 ひたすらアクションファリザさんのキャリア観をたっぷりと話していく贅沢な時

23年度ナミカゼ最終回 探究学習塾ナミカゼ#20

23年度の探究学習塾ナミカゼも、20回目で最終回を迎えます。次年度もナミカゼは続いていきますが、高校3年生にとっては最後です。 今回はまとめ回として、個人と全体で振り返りを行いました! ナミカゼが大切にしていくことはじめにプロジェクト統括官のたくまから、これまでの振り返りとナミカゼで大事にしたいことのメッセージが送られました。 ナミカゼのキャッチコピーは「人生、ナミカゼ立てていこう」。 ただ、全員が革命家になってほしいワケではありません。変化の激しい時代を、豊かに生きてい

1時間だけ早稲田大学の学生になる_探究学習塾ナミカゼ#19

探究学習塾ナミカゼ第19回では、「ナミカゼ生、1時間だけ早稲田大学の学生になる」と題して、早稲田大学気仙沼サークルとのコラボ企画を実施しました。 早稲田大学ってどんなところ最初は早稲田大生による早稲田大学のプレゼン。バラエティに富んだ授業の数々、サークルがたくさんあることを話して、大学生の1日もVlogで紹介してもらいました。 サークルが豊富な早稲田大学でも、東日本大震災後に、復興支援サークルとして設立された気仙沼チームの彼らは、「気仙沼と早稲田のご縁を繋ぎ続ける」をモッ

大学生の過ごし方を教えます 探究学習塾ナミカゼ#18_学生CDN回③

皆さん、こんにちは!学生コーディネーターの芳賀日和です。 今期最後の学生コーディネーター主催のナミカゼでは、大学受験や学生生活について大学生と対話する企画を行いました!今回のnoteは学生コーディネーターの1人である私が執筆させていただきます。何卒よろしくお願いいたします! お楽しみ回のテーマは?今回のテーマは"大学生活について実際に大学生と対話すること"。 リアルな大学生の声を聞くことで大学生活に対する不安や疑問を解消し、大学への解像度やモチベーションを高めてもらおう!と

デザインってなんだ 探究学習塾ナミカゼ#17_アート回②

前回に引き続き、2回目のアート回を実施しました。今回もゲストを招き、車座になって話を聞くスタイルで行います。 お越しいただいたのは、気仙沼出身のグラフィックデザイナー 志田淳さん。地元ラジオのパーソナリティをしていたり、地元の看護学校で社会学の講師をしていたりと、たくさんの肩書を持つマルチなデザイナーさんです。 そんな志田さんから、気仙沼での高校生時代から遡ってお話を聞きました。 ーーー高校時代のお話 志田さん:高校時代は田舎の気仙沼が嫌いでした。帰宅部だったのですぐに家に

他の人に合わせないという生き方 探究学習塾ナミカゼ#16_アート回①

今回からナミカゼは、アート回に突入します! アート回①のゲストとして今回お越しいただいたのは、気仙沼のご出身で、アーティストとして県内外でご活躍されている斉藤道有さん。 今回は、机を取っ払い、椅子を丸く並べ、車座形式で ゲストの道有さんを囲んで対話を行いました。 まずは道有さんから自己紹介をしていただきました。 道有さん:僕の今の仕事としては、現代アートなどの作品作りや、ワークショップなどを開いたりしています。どこか1カ所の団体に所属しているというより、個人として色んな

年末お楽しみ回 探究学習塾ナミカゼ#15_学生CDN回②

こんにちは!学生コーディネーターをしている神谷ここのです。年末のナミカゼは、学生コーディネーター主催で行いました。 ということで、今回は学生コーディネーターである私がnoteを執筆させていただきます!よろしければ最後までお付き合いください^^ 前回の記事はこちら↓ お楽しみ回のテーマは?今回のナミカゼのテーマは"みんなで楽しむナミカゼホームパーティー” 高校生も、大学生も、コーディネーターも、みんなで会話を楽しみながらワクワクするような空気感を作ることができるように企画を

高校生と公営塾のあり方について考える _探究学習塾ナミカゼ#14

探究学習塾ナミカゼ第14回では、「これからのナミカゼ作戦会議」と題して、ナミカゼのプログラム案についてみんなで考える企画を実施しました。 参加する高校生のみんなと一緒にプログラムを創っていきたい、高校生の声をプログラムに反映させたいという、“ナミカゼを探究”するコーディネーターの想いから発案して実施しました! 「対話」と「アクション」探究学習塾ナミカゼが大切にしていることは、ズバリ、「対話」と「アクション」。作戦会議の内容は、この2つ。 ① 対話を起こすプログラム案(批

お金と世界の繋がりを考える 探究学習塾ナミカゼ#13_経済回④

今回のナミカゼは、4回目の経済回。 これまで、資本主義と社会主義についてやSDGsに関連したカードゲーム、地域内経済循環など、様々なテーマで経済について学んできました。経済回のラストとなる本日のテーマは、「サステナブル・ファイナンス」です。 特別ゲストとして、鎌倉サステナビリティ研究所(KSI)の青沼愛さんにオンラインで講話していただきました。 海外や日本国内の工場における労働環境や安全管理などのチェックを行う、ソーシャル・オーディタ―(社会的責任監査員)としても活躍してい

ルールは守るもの?変えるもの? 探究学習塾ナミカゼ#12_時事ネタ対話②

探究学習塾ナミカゼ#12を実施しました。今回は”時事ネタ対話”の第2回目。 昨今話題の時事ネタをピックアップして、テーマについて大人も混ざりながらナミカゼ生どうし対話します。 今回は、報道リアリティーショー ABEMA Prime(通称:アベプラ)で2023年4月6日に放送された「星野君の二塁打」を視聴し、”ルールは守るもの?変えるもの?”というテーマついてディベートを行いました。 規則の遵守はもう古い?”規則の遵守”をテーマにした道徳教材である「星野君の二塁打」。今回は

半年間を振り返ろう 探究学習塾ナミカゼ#11_中間まとめ回

今回のナミカゼは、「中間まとめ回」! 早いもので、今期ナミカゼの半分のプログラムが終了しました。 今回は前半はこれまでの振り返りを行い、後半は探究活動に関する個別相談会を実施しました。 「非認知能力」と「地域の学習環境」に関するアンケート 今回は、これまでの振り返りを行うにあたって、とあるアンケートを実施しました!どんなアンケートを実施したのか、項目を一部紹介させていただきます。 このとおり、今回実施したアンケートには「地域の学習環境」や高校生の「能力認識(非認知能力)

地域の経済が循環するには 探究学習塾ナミカゼ#10_経済回③

今回の探究学習塾ナミカゼは、全体では第10回目、経済回全4回の3回目でした。 今回は、気仙沼学びの産官学コンソーシアムの取り組みの1つである「地元企業と展示会出張!未来ベンチャー」の報告会も兼ねたコラボ回を実施しました。 地元企業と展示会出張!未来ベンチャー未来ベンチャーは、未来の技術やサービスが集まる展示会を 地元企業と視察し、一緒に学び合うプログラムです。 プログラムとしては、3回目となる今回は、2023年10月3日(火)〜4日(水)に地方銀行フードセレクション@東

遊びと学びのカードゲーム 探究学習塾ナミカゼ#9_経済回②

今回の探究学習塾ナミカゼは、2回目の経済回。カードゲームを通じてSDGsの観点から経済の流れ・社会の流れを考えました。 ゲームを通じた学び今回行ったカードゲームは、それぞれのプレイヤーが持っているカードに描かれたプロジェクトを達成させるという、至ってシンプルなものです。プロジェクトの内容は、交通インフラの整備・教育の無償化・リサイクル事業の展開などSDGsの17の目標に関連したものになっています。 また、プロジェクト達成のためには、制約がいくつか発生します。お金・時間・豊か

経済発展の裏で起きていること 探究学習塾ナミカゼ#8_経済回①

今回の探究学習塾ナミカゼ#8では、前回までの「テクノロジ―」回が終了し、今回からは新しいテーマ「経済」回に突入しました! 「経済」って、またなんだか難しそうな響き…。 高校生にとっては親しみのある分野とは言い難いかもしれません。 今回のナミカゼは経済回1回目ということで、そもそも「経済とはなにか?」というお話からスタートしました。 経済といえば、よく耳にするのは「資本主義」と「社会主義」。  資本主義とは、個人が自由に土地やお金・道具などの資本を持ち、商売できる経済のこと