中学受験・【歴史③】
おはようございます!
13週目やっていきたいと思います!
戦国時代に入るまえに、「宗教史」を取り上げてみようとかんがえました。
政治の流れがわかっていればこその「宗教史」をお届けできたらとおもいますし、復習に前々回の内容にもどって欲しいです。
奈良:政治と仏教のつながりが強い =鎮護国家
→聖武天皇=国分寺、東大寺の大仏、鑑真
平安:①政治とは切り離す →山での修行
→最澄・比叡山延暦寺、空海・高野山金剛峯寺
②貴族は「死」がこわーい =浄土教
→空也、平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂
奈良時代=聖武天皇でもいいかもしれません。
仏教で国を治めよう、そんな考えのもと動いていきます。
それとは反対に、「仏教」を政治に持ち込まず、山で厳しい修行をするもの、としたのが平安初期。
私たちからすると、お坊さんへのイメージそのものかもしれませんね!
だから、比叡「山」、高野「山」。山でやるんです。
浄土教は、贅を尽くした「貴族」が故の考えですね。
さてさて、山でやるもの、位の高い人のもの。
次の展開は予想がつきますね!!
反対の「貧しい、毎日忙しい」人に届くように。
武士や農民のため、カンタンになっていくことがよくわかるとおもいます!
鎌倉:【念仏】法然=浄土宗、親鸞=一向宗
一遍=時宗
【題目】日蓮=日蓮宗
【禅宗】栄西=臨済宗、道元=曹洞宗
カンタンに違いを見ていきます。
「南無阿弥陀仏」と唱えれば救われる👍っと言ったのが法然。しかも、なんと1回でいいですって言ったのが親鸞。
ビックリですね〜(笑)
もう一つ、栄西と道元が分かんなくなる。。。
ひらがなにしてみましょう!
えいさい=りんざいしゅう 「い」
どうげん=そうとうしゅう 「う」
「い」と「う」で見分けましょう!
ザッと鎌倉まで見ていきました。
室町時代を飛ばして、信長・秀吉・家康で比べます。
信長:南蛮貿易したい! →キリスト教 ⇔仏教
秀吉:キリスト教もダメ!! =バテレン追放令
家康(江戸):鎖国 →残るは儒教!!!
スペインやポルトガルとの貿易を優先した信長。
キリスト教には寛容だったようです。
しかし、仏教勢力に敵対することになります。。
延暦寺の焼き討ち。衝撃です。
先ほど出てきたのおぼえていますか??
忘れちゃったら戻ってくださいね!
秀吉を飛ばして、家康つまり江戸幕府のお話。
信長さーんや秀吉さーんの勝手で、宗教に頼ることはできないのです。
そしてなんで「鎖国」が出てくるのか。
鎖国とは「キリスト教の禁止」「貿易の独占」この2つを意味するのです!
どっかの大統領みたいに日本じゅうに「壁」ができたわけじゃないんです。。当たり前すぎますね。
まあ最後に考えてみましょう!
なぜ、江戸幕府もキリスト教禁止としたのか…?
キリスト教は、神と民の上下関係です。
いっぽうで江戸幕府は幕藩体制で、徳川将軍と藩の上下関係です。
つまり、キリスト教徒からすると、神でもないオレたちと一緒の「民」が支配しているのか分からないのです。
江戸幕府の根幹、幕藩体制が維持できないことになってしまうのです。キリスト教の禁止は自然の流れだったのです……
その代わり、「目上の人を敬う」儒教を採用していきます!
ここまで宗教史はどうだったでしょうか?
新しい切り口での歴史の学習だったとおもいますし、「政治が分かれば文化が分かる」本当のようです。
今週も読んでくださり、ありがとうございました。
スキ・コメント・シェアよろしくお願いします!
これからも引き続き、いい記事が書けるように試行錯誤していこうとおもいます。
ではまた来週!ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?