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社会福祉士から見た、かかりつけ医と訪問看護ステーション看護師のやりとり

母のためにマンションを購入してもうそろそろ半年(別に僕がお金を払ったわけではない)。
今朝はテーブルの搬入やらIHの工事やらがあったので、立ち会ってきました。

相変わらず母の調子には波があって、調子が悪いと薬を飲み忘れたりするので、訪問看護をお願いして管理することにしました。
そこの看護師さんが、母の通院に同席してくれたんですが、看護師さんは後に予定があったからか焦っていたようで、お医者さんに何やら一方的な物言いをしてしまいまして。それに対してお医者さんもエラく怒ってはりました。

診察が始まってから、看護師さんは「薬の数が多くて複雑だから、飲み忘れることもあったのでなんとかしてほしい」と、至って普通のことを言ってたんですけど、いかんせんその言い方がキツい。
お医者さんもその人の前で僕に、「別の訪問看護ステーションを利用することをおすすめします」とハッキリ言います。
看護師さんが謝って、大事にはならなかったんですけど、またまた同席してくれてた母の後見人はやはや看護師さん寄りの意見。最終的に責められてしまった側のフォローをしたという感じでしょうか。

看護師さんの言っていることは間違ってはいませんが、まがりなりにも僕は社会福祉士なので、俯瞰的な見方をできずに、お医者さんがやってきた正しいことを否定していると捉えられかねない言い方をした時点で、母にとってのベストな選択をとれなかったという点では、少しだけですが、「やってくれたな」という感じです。

前にも書きましたが(https://note.com/k_sxxk/n/ncff4b6d8985f)、自分が正しいから自分のやり方に合わせるべきという考えは極めて危険だと思います。特に違う文化で生活をしてきた人の支援を、違う文化の人たちと協力していかないといけない対人援助においては。
もちろん、これからお世話になる訪問看護ステーションの看護師さんには、感謝の気持ちを持って良い関係を築いていきたいと思います。

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