同じことに打ち込む関係

先週から、オンラインで映画を見るようになりました。
もともと映画は好きでしたが、いろいろあって、映画館に足が向かなかったところ、「あっ。オンラインでいいや」と開き直った感じです。
そのあたりの事情も含め、先週見た『僕らのラストステージ』についてはこちら。

そして、今週見た映画も、ある意味『コンビ』のお話でした。
前々から気になっていた『フォード VS フェラーリ』です。

フォードvsフェラーリ : 作品情報 - 映画.com

クリスチャン・ベールがけっこう好きなんですね。
時々するアヒル口が、かわいらしくて 😊
今回は、役柄的にもその表情がよく出てきました。

映画自体は、見応えがあり、丁寧につくられた良作です。
ただし、フォードの経営陣がずっと『嫌な奴ら』のままで、そこがちょっと後味悪し。
ある意味、ビターな大人の映画だと思います。

ともあれ、ローレル＆ハーディもそうでしたが、同じことに打ち込むコンビの友情は格別です。
そこが、わたしのツボなのかもしれません。
そして、『同じことに打ち込む』という関係性は、時代の特徴とも言えるでしょう。

というのも・・・
19世紀までは、人と人とのつながりは、もっぱら『地縁』によっていました。
ほぼ100％の場合も多かったはずです。
やがて、近代的な都市が生まれ、経済がいろんなことの決定因になった20世紀では、人々は『利害の一致』で結びつきました。

そして、21世紀。
『地縁』も『利害の一致』も無くなったわけではありませんが、これからは『好奇心の共鳴』こそが、人と人とを結びつける因子になります。
何故なら、遠く離れた、直接利害関係のない人同士を、ネットが結びつけてくれるからです。

検索をかけたり、情報発信・受信で生まれるつながりは『好奇心』に基づいています。
つまり、『同じことに打ち込む』関係です。

早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。