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あれもこれもの時代へ

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だんだんと、「何故、あれほど二者択一にこだわったのか?」わからなくなりつつあります。
もちろん、今でも「あれかこれか」が迫られるシチュエーションはありますが、以前のように強くこだわることは少なくなりました。

それは、個人的にもそうですし、社会的にもそうですね。
白黒ハッキリさせなければ落ちつかなった時代を経て、わたし(たち)は「白も黒も、どっちもいい」感覚を身につけつつあります。

柔らかいところで言えば、大谷翔平選手の二刀流。
少し難しいところで言えば「光の性質が粒子であり波である」といった科学的な分析まで。
かつては選択を迫られていた事柄が、どんどん並立するようになっています。

そのあたりの変化を、昨日は『りんごとみかんの分配』で考えました 😊


そして、その観点に立つならば、「リアルかバーチャルか」と問うことも、少し前時代的な感じがします。
つまり、「リアルもバーチャルも」と考えればいいからです。

本来、どちらかに絞らなければならない選択肢ではありませんし、当たり前ですが、両者は普通に並立します。
むしろ、「わたしはリアルにしか人に会いません」という人がいたら、つい「Zoomもまったくしないんですか?」と、聞いてしまわないでしょうか?
もちろん、それでも構いませんが、今では「こだわりの強い人」と思われますよね 😊


メタバースに関しても同様です。
そもそも『メタ=高い次元』と言えるのは、『リアル=通常の次元』があるから。
『メタ』だけでは、そもそも成立しません。

矢野総研によれば、4年後にはメタバース市場は1兆円を超える可能性があるそうですが、それは「メタバースだけで暮らす人が増える」という意味ではありません。
あくまでも、「リアルとバーチャルの両方を活かす人や企業が増える」という意味ですね。


選択を迫られている設問があるとすれば、『どちらか一方にこだわりますか?』『両方を活用したいと思いませんか?』でしょう。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。

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