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明るい未来を、描きたい

今日は、洗濯物がよく乾きそうです。
😊 雨が続いていたので、かなり大量・・・


さて、画像生成AIの登場は、個人的には『大いなる恵み』だと感じています。

これまで「実現するのは、ちょっと無理だろうな・・・」と諦めかけていた企画を、形にできる可能性が見えてきたからです。
その企画は、タイトルを『トラスト・プロジェクト/TRUST PROJECT』と言います。


この企画は未来を舞台にするSFなんですが、その特徴は、一言で言えば『多様性』
さまざまな可能性を並列的に描くことを目指します。
基本となる規定は、3つです。

1:宇宙開発は民間企業がになう

2:すべての物にはメーカーがある

3:国家意識は言語によって支えられる


順番に、解説しますね。

イーロン・マスク氏の活躍によって、今でこそ民間企業の宇宙開発は当たり前になっていますが、この企画を思いついた1998年頃、宇宙開発は完全に冷え切っていました。
※ スペースXの設立は2002年

米ソの対立によって国家が牽引した時代は、はるか昔(具体的には1960年代)。
その後に起きた『STAR WARS』に象徴されるSFブームは、むしろ宇宙を「遠くのファンタジー世界」にしました。
宇宙への夢は、一旦リアリティーを失ったのです。


そんな中、ガンダムの監督である富野由悠季さんのインタビューに接する機会がありました。
そこには、ガンダムを『戦争』にした理由が書かれていて、とても感心(と言うと偉そうですが、要するに納得)したんです。

というのも、それまでのロボットアニメでは、巨大ロボットがつくられるリアリティーが非常に希薄だったんですね。
マジンガーZなどは、年老いたおじいちゃん科学者が一人でつくったりして・・・ 😊

それに対して、『あれだけのものをつくるには、国家予算が必要』というのが、富野さんがガンダムの設定を『戦争』にした理由です。


ともあれ、戦争はやっぱり辛いですね。
かつての男の子は戦うことを「かっこいい」と信じていました。
あるいは、「信じ込まされていた」と言ってもいいかな。
少し厳しい言い方をすれば、戦士であることの美学は、都合よく使われるコマである境遇の自己正当化と言えます。


要するに、わたしたちは『殺す』ことや『死にそうになる』ドラマにフォーカスし過ぎていたと思うんです。

一方、20世紀半ばには、『バラ色の21世紀』的な夢もありました。
「21世紀になれば、人類は科学の力で幸せになれる」と。
残念ながら、わたしたちは今でも生きることに苦しんでいますが、そこには『生きること』『幸せになること』への大きな期待がありました。
そして、『思考は現実化する』のであれば、暗いイメージを重ねるよりも、明るい未来を思い描いた方がいいですよね。



そんな前提でわたしが考えたのは、「この先、宇宙開発が進むとしたら、その牽引役は民間企業になるだろうな」『そのワクワクする世界を描きたい』という思いでした。
まさに、イーロン・マスク氏がそうであるように、大きな熱意がなければ、宇宙へのプロジェクトは動かせません。

国家の対立が宇宙開発に直結しない時代において、ロケットを打ち上げ、地球以外の星を目指そうとする集団は『民間企業』だと思ったのです。


そうなれば、つくられる物全てにメーカーが存在することになります。
ロケットや宇宙船、宇宙服には、さまざまなロゴが刻まれていくでしょう。
しかも、当然それは1社ではありません。
『トラスト・プロジェクト』が展開するのは、そのメーカー各社のロゴであり、製品ヴィジュアルであり、社史や人間ドラマです。

勢い、たくさんの高品質なヴィジュアルが必要になります。
しかも、それらはわたしの好みや考えだけでつくられたのでは、おもしろくありません。
それでは『多様性』どころか、一種の『独裁』ですから。

そんなわけで、長年「形にしたい」と思いつつ、どうやっていいのかわからないでいたところでの、画像生成AIとの出会いだったわけです。
そりゃ、興奮しますよね 😊


ちなみに、宇宙にどんどん出ていけば、当然『国境』という物理的な制約は意味がなくなるはずです。
一方で、まったくの無法状態というのも困ります。

そこで、同胞意識や各種の調停は、法律やコミュニケーションの土台である『言語』がになうことになるでしょう。
つまり、『国語』『国』の輪郭を形づくるわけです。


といった企画を、今から4ヶ月かけて、NFTアートとしてリリースします。
詳細や進行具合は、noteやTwitterで随時お知らせしていく予定です。


ご興味わいた方は、ぜひご一緒ください。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




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