PTAのおかしなところをなんとかしたい方への遺言シリーズ <現状を可視化するためにアンケートをとってみる>

「PTAのやっていることがおかしいな」
、って思う人が
「PTAを何とかした方がいいんじゃないかと思う」
というように推移すると思いますが、実際に行動に移す人はその中でもごくわずかではないかと思います。
そんな、希少価値な人が全国各地で相談できる人も少ない中でいろいろやってきたのかなと思っています。
最近は、SNSとかで情報がいっぱいでてくるようになったので、参考となる情報が出てくるようになりましたが、かっちりとしたマニュアルじゃないですが、どういう進め方が今のご時世のベストプラクティスなのかについては誰も言及していないように見えます。

なので、今回はPTAをなんとかしたいと思った人が、手始めにどんなことをするといいのか、最初の一歩を書いてみようと思います。
(注)あくまでも書いた日時で私が思うベストプラクティスなので、絶対ではありません。あくまでも参考としてとらえてもらえるとありがたいです。

最初にやることは「現状の把握」になります。これはどんなことをするにも最初にやることだと思います。PTAがなんかおかしい、と思っていても会員の大多数がそう思っているかどうかも気になりますし、どんな課題を各自が持っているのかをデータで出すことが肝だと思います。
なので、登場するのが「PTA活動に関するアンケート」になります。

アンケートの中身はアンケートをとろうとした人がその結果を基に何をしたいかによって変わってくると思います。
例えば、
PTAって任意加入を知っているか
活動できる時間はいつか
委員をやって思ったこと
などを聞くパータンだったり、PTA活動の中身を一つ一つだして必要か必要とは思わないかを選択するとか、内容はあると思います。
細かい分析をした方が、当然何かを決める際の参考になるのですが、分析する方が大変であることを念頭に置いてもらえればと思います。

*私の場合は、活動内容が他校を見てる限り少ないと感じたので、PTA活動で苦労したことを自由記述で書いてもらうことを中心に進めました

アンケート内容については私が以前実施したものを参考としておきました。
学校ごとに実施している内容が異なりますので、そこは各自で編集してもらえればと思います。
なお、このアンケートで300弱の集計結果を分析するのに丸一週間かかり、そこから報告書を作成するのに2週間かかりました。

ちなみに、PTAによっては
「アンケートをとる必要がなぜあるのか」
ということで抵抗されるところもあるかと思います。
PTAの現状の可視化によってやましいことがあれば、やりたくないっていう行動に出る人が当然いると思いますが、存在意義とは言わないですが、やってて良いことと思っているのであれば、もっと良いものにするための意見収集であると説明すれば、抵抗する人も減るのではないかと思います。
もしかすると、目立つことをされるのが困る人が抵抗してくるかもしれないですが、そうなったらアンケートをしたくない理由を説明してもらうのがいいのかもしれません。

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