自分に嘘をつくと、自分がなくなっていくことに気づいたとき
仕事をお休みする前もそうだったんですけど。
自分に嘘をついていくと、いつの間にか自分っていう存在が自分の中にいなくなっていくんです。
「休んだら他の人に迷惑をかけちゃう」
「わたしがいないと売場が回らない」
そんながんじがらめの自分ルールに自身が縛られていて、「本当はこうしたい」の気持ちを無視してしまうんです。見ないふりをしちゃうんです。誰も気づいてくれないし、もうべつにいっかって。わたしが我慢すれば、べつにいいんかなって。
もう身体も、気持ちも悲鳴を上げてるのに。
ここ最近が、そんな感じでした。
一人暮らしから、二人暮らしになって、最初はやっぱり人と人だし生活も育った環境も違うんだから食い違いとかで喧嘩することもあるよね。
でも、なんでこんな初日から喧嘩しなくちゃいけないんだろう。
2人の生活のはずなのに、わたしの生活がなくなっていく気がしてしまうのはなんでなんだろう。
わたしってなんのためにここに越してきたんだっけ。
そう思うことが日に日に増えてしまったんです。
家に帰ることが嫌になってきて、
土日のお休みが被ることが嫌になってきてしまいました。
一緒に出かけることは楽しかったけど、
2人でまた家に戻ることは好きになれなかった。
「あー、また何か言われるかな」
「これやっといたほうがいいんだよな」
相手の様子を伺って生活することが
普通になってしまっていました。
わたしの平日のお休みも、彼が返ってくる前にここまでやろうと決めて、彼の帰宅時間に合わせて動いていました。自分のことは後回しにして、ひとりの時間が足りなくてイライラしてしんどくなってしまう日が増えました。
だんだん素直に笑えなくなりました。
軽くうつっぽくなっていた気がします。
これが毎日これから続いていくのかなあ。
よく聞く「結婚は地獄だよ」っていう言葉が頭に浮かんできて、ああ、こういことなのかなって納得してしまう自分がいて。
そう思ってしまう自分がまた嫌で。
離れることを、決めました。
先日レポートを書いた阿部広太郎さんと田中泰延さんのイベント内で聞いた言葉がずーーーっと心残りになっていました。
「恋人や家族は一生選ぶってこと。ずっと選ぶってことを継続していること」
わたし、この人をもう選べない。
そう思ってしまいました。
どこかで気づいていた気がしました。
もともと、考え方が違う人で。
何度も何度も話し合っていたし、喧嘩もした。
だけど、そのときは一人暮らしもしていたし、好きという気持ちもあって、「もう少ししたら変わってくれるかもしれない」「理解してくれるかもしれない」という希望もあって、別れない選択をしていたのだけど。
結婚式で言われる誓いの言葉。
心から「はい」って言えない。
だめだ、結婚する前から誓えない人と一緒になっては。
気づいてしまった、
見ないようにしていた気持ち。
限界を感じていた、
ずーーーっと我慢していた気持ち。
頑張ってたなあって思います。
好きだから頑張れてたけど、もうそれだけじゃ難しい。
それが愛でと言われたら、もう愛はないんだと思う。
わたしがこういう選択をすることになるとは、思ってなかったなあ。
でも、離婚するだろうなと思いながら結婚するのは相手に失礼だしね。
よかったんだと思います。後悔はしてません。
二人暮らしをしてみて、わかったことだから。
結婚して同棲という流れにしなくてよかったなあって思います。
(しみじみ)
これが5月に決めた大きなこと。
婚約破棄。
しいたけさんの上半期占いで5月がラッキー!ってなってたけど、そういうところも含めてだったのかなあなんていろいろ思い返しながら打っております。
まだ同棲解消はしていなくて、『花束みたいな恋をした』みたいな感じになっていて、うん、はよ終わりたいなって思ってます。映画見直したい。やっぱ親近感があったのはこういうことか。
オチはありません。
強いて言うならば、自分の気持ちをちゃんと見てあげたほうがいいよって話。
きょうも、おつかれさまです。
またあしたね◎
いただいたサポートは、 おすすめの文具を買う費用にさせて頂きます…!!!!