なぜ宇宙と図書館なのか

皆さん、お久しぶりです。

宇宙がどうこう語っていたのに急に図書館!?
お前なんやねん!っていう思う人がほとんどかと思いますが、かわいは図書館ビジネスも始めることになりました。

宇宙に関する思いは以前語っているので、今回は図書館メインで語ってみますね。
そしてなぜ宇宙と図書館なのかというところにうまく着地させたいと思います。


図書館へのこだわり

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これは図書館へのこだわりというより本へのこだわりになるようにも思います。

小学生の低学年のうちは漫画ばかり読んでいてあまり活字に触れていませんでした。
ちなみに漫画はコロコロコミックをずっと読んでました。ドラベースとかやってましたね笑
あとは手塚治虫作品。火の鳥とかブラックジャックです。

そのうち活字にも触れ始めました。最初はサスペンスから。
江戸川乱歩の毒っ気のある作品から王道のシャーロックホームズシリーズまで。小学校高学年くらいだったので、完全には理解できていない部分が多かったものの、すごくおもしろかったことだけは覚えています。
あとは西村京太郎サスペンス!旅行好きというか福井のめちゃくちゃ田舎出身だったので、そこから飛び出すことに興味がありました。

中学になると、次は純文学を。
当時の国語の先生から教えてもらった武者小路実篤の「友情」から始まり、太宰治や夏目漱石、そしてだんだん村上春樹に傾倒。
一度、自分で小説を書いてみたときは村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」に影響を受けすぎてすべて村上節になってしまいました。(朝から無駄にトーストサンドイッチを作ってました笑 村上春樹好きはわかるはず)

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https://courrier.jp/news/archives/41341/ より引用


高校になってからは勉強が忙しくなかなか小説を読むことはできなかったものの、早めに受験が終わってからは海外文学を読みふけっていました。サリンジャーとかアメリカ文学が多かったですかね。

大学に入ってからも海外文学ブームは自分の中で続いており、スタインベック、ドストエフスキー、トーマス・マン、カミュ、カフカなど多くの文学作品を読みました。

とこれまでいろんな本を読んできたわけですが、ほとんど自分で買ったものではないんですよね。
すべて地域や学校の図書館から借りて読むことができました。


大学では新聞を製作するサークルに入っていたんですが、あんまりこれを仕事にしたくないなと思い、メディア系全部を就活で受けることを辞めてしまいました。
今思うと出版だけでも受ければよかったのに…と後悔をしています…


なぜこの時点で図書館なのか

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きっかけは出版社で働く方と仕事をご一緒したことです。
正確には元出版社で今私が働いている会社に出向で来ている方でした。

ある企画を一緒にやっていて、打上げで一緒にお酒を飲んだ時のことでした。
その方がこれまでかかわってきた雑誌や小説本の編集について、海外で面白い本を見つけてきてそれを翻訳して出版するまでを行う仕事など本当に聴いていて楽しいお話ばかりでした。

この時やっぱり自分は本好きなんだなって改めて感じました。
本気で出版社に転職しようとも思ったのですが、今の仕事も捨てがたいな…なんて思っていたら、あっという間に時間だけが過ぎていきました。


もうひとつは図書館情報学を専攻していた友人がいたことです。
図書館ってひとつの学問なんですよね。その子が大学時代図書館に関係するゼミに入っていたことは知っていたんですが、それを詳しく聞くと本当に図書館の必要性というのが感じられました。

そもそもの図書館の意義
図書館の持つ平等性
図書館が社会のなかで果たす役割

などなど本当に勉強にもなり、強く興味を持ちました。

じゃあ、これビジネスとしてやってみたらおもしろいんじゃない?それに本にも関われるし、自分にとっては一石二鳥だよねってことでとにかく初めてみようってことになりました!

いずれ法人化しようと思っていますが、
企業名は、「フォーセッツ(faucets)」
図書館が知の泉だとしたら、私たちが水道を張って、「蛇口」を作るイメージとしてみました。


具体的に何ができるのか

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①図書館の電子化支援

おそらく多くの図書館は電子化というものを果たしていくと思っています。
これは時代の流れですよね。
出版社もどんどん電子化していったほうがコストも安くなりますし、環境負荷の観点からも絶対に電子化したほうがいいとなる。
となると、図書館もその電子化してしまった本を取り入れるためにそのシステムを持たなければなりません。


しかしすべて電子化されるわけではなく、印刷された本ももちろん残る。
ここには大きな利権があると思いますので、そんなに簡単にはなくならないと思っています。

このあたりのバランスやどういったふうに導入すればよいのかをアドバイスさせていただく業務が行えればと思っています。
そのため、我々で現行の図書館が今どうなっているのか。それを徹底リサーチ中です!


②司書さんの価値を高める

電子化されると本を借りにいかなくて済むわけですからもちろん図書館に足を運ぶ人も少なくなります。
だったらもう図書館なんてもういらない?本当にそうでしょうか??

私は図書館は、地域に不可欠なものであると思っています。
もちろんただ寝に来る人、勉強をするためだけに来る人いろんな人がいるでしょう。
しかし、中には家にインターネットがなく、図書館でインターネットを使ってネットサーフィンをすることを楽しみにしている人がいる。
司書さんに本について問合せをしたい人がいる。


まさに地域の知識レベルを保つひとつの役割を果たしているのだと思います。


この知識レベル担保のためにも図書館で働く司書の方々の価値をもっと高めていくことが必要だと感じています。


具体的には、雑用ではなく本当に利用者が求めていることを司書さんができる仕組みづくり(聞いた限りでは雑用のようなことをさせられている方も多いと聞きます。これをどうにか変えたい!)、この司書さんがいるから図書館に行きたいと思っていただけるようなブランディングをしていく。
こういったことをやっていきたいなと思います。

ちなみに、
https://crd.ndl.go.jp/reference/←このレファレンス共同データメースを読むと図書館にどんな問合せがなされているのかを知ることができますよ!


ここで登場する図書館と宇宙

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③図書館×宇宙教育をやりたい

図書館が電子化されるとどうなるか。
おそらくこれまで本を置いていたスペースがフリースペース(イベントスペース)などに代わっていくことを予想しています。

そこでなにかイベントができればおもしろい。
ここで「宇宙」をうまく利用できないかと思いました!

そもそもなぜ我々が図書館に目をつけたか。
それは「地方と都市部のギャップをなくしていきたい」からです。

地域にはその地域ならではのコミュニティがあってそれを大切にしてもらいたい。でも知識レベルという観点では、放っておくとどうしても都市部に勝てなくなる。それは住民税として徴収できる金額が違うわけなので当たり前なのです。
これは福井県出身の私が強く感じることです。

でもだからと言って地域にチャンスになくていいわけではない。特に「宇宙」のような特殊で、あこがれる人が多い分野に触れる機会は増やしていくといいと考えています。

オンラインでできることにも限界があるので、たまにはオフラインのイベントを交えながら図書館に集まってくださった人とグループワークをしながら宇宙を学んでいくセミナーなどを開催していくことができればと思っています。


我々の最終目標

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先ほどもお伝えしたように我々の最終目標は、

「地方と都市部のギャップをなくすこと」です。

ここはゆるがない。
それは私が福井県に生まれたことを後悔しながら生きてきたからです。

小学生のときからこんなイベントが東京や大阪にあるのに参加できない、空港もないから海外旅行行くのも一苦労。


高校のときはまともな塾がない、国公立に行くことが正義!私立は悪というわけのわからん風潮を押し付けられる(これはどこもそうなのかもですが笑)。

絶対、東京に出てやるという気持ちでずっと勉強をしてきました…
それは実現し、いろんなことを知ることができた。都市部の悪いところも含めて。それでもまだ私は東京がいいと思い、東京に住み続けています。
それはやはり地元だと型にはまった生き方をしないと生きづらいからです。

私は親にも恵まれて東京に出ることができたからと地方と都市部の両方を知ることができた。
でもそういった経験ができない人、そもそもしようと考えられない人がたくさんいるのが現状だと思います。

おせっかいかもしれないけど、そういう人たちにもチャンスを与えてあげたい。別に都市部がいいという気なんてさらさらないけど、機会の平等だけは大切にしたい。

そういう思いでこのビジネスを始めてみたいなと思います。

もちろんこんなの私の自己満なんですよ。そんなのわかってます。
でもやりたいことやらないと続かないですし、社会的に意義のあること一度やってみたいんです笑


新しい働き方について

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我々は新しい働き方も推進していきたいと思っていますし、そういった新しい働き方をしたい人たちの受け皿になりたいなって思っています。

具体的には、副業人材の活用化をしていきたいと考えています。
我々も最初は副業から始めたいと思っています。

現在の日本は大企業が安い労働力で優秀な人材をこき使っていますよね。
給料でいえばいくらいい会社でも30歳時の年収1000数百万ではないでしょうか。
これは世界の水準と比べても決して高いものではありません。

それでも日本の大企業人気は止まらない。
与えられたレールを進むことしかしてきていない学生(特に学歴の高い学生)にとっては、就活でも人気企業に入ることが人生のゴールだと思っている人がたくさんいるのが実態です。

でもけっこう不満は貯まるものです。こんなつまらない仕事ずっと定年までするのかって。
しかし、面白そうなことやってる企業でも今の企業の給与水準から落ちてしまえば自らの生活レベルも落とさないといけないので面倒と考える人もたくさんいるでしょうし、結果的に転職しないほうがいいんじゃないかっていう思考に至ることが多いと思います。

そういった現状の業務に不満を持っている優秀な人材を私たちは活用していきたいと考えています。

そもそも日本は労働力不足、大企業でも稼ぐ力がなくなってきているので、どんどん副業を解禁せざるを得ない状況になっていくでしょう。
その足掛かりとして我々の企業をうまく利用していただければと思っています。


さいごに

ここまで長々といろんなことを書かせていただきましたが、楽しく社会に貢献できる仕事をしていければと思っています。

そして我々と一緒に楽しく業務を行ってくれる方を大募集中です!!


・図書館に興味がある!または今図書館で働いているよ!という方

・宇宙教育に興味がある!

・どんなふうに会社ができていくのか興味がある!

いろんな方がいるかと思いますので、ぜひそれぞれの趣向に合わせる形で我々のコミュニティを利用していただければと思っています。


少しても気になるなという方は、ぜひ私のTwitterアカウントにダイレクトメッセージを送っていただけると幸いです。
以下が私のアカウントです。

K.Kawai@宇宙と図書館ビジネス @k_spacebusiness

学歴、経歴、身分などどうでもいいので、とにかくやる気のある方と楽しくお仕事ができればと思っています!

気軽にご連絡ください。お待ちしています!


それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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