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困っているのに笑ったりしない。正直な気持ちを打ち明ける自分になることの大切さを

2年半かかった執筆ももう、終盤。
性虐待・性暴力を受けている子どもが自ら保健室に駆け込み、児童相談所へつながることを願って本を書いております。


「なんで保健室に行って打ち明けるんですか?」
「子どもに、児相には連絡しないで!って言われたらどうするんですか?」
「児相って言うと、子どもが相談しなくなるんです」

いろんな声を聞いてきました。
それでも私は、保健室で打ち明けることがベストだと考える。

打ち明けるのは保健室。
相談は児童相談所。

これを徹底するために、「誰に」「何をされた・した」以外は、児相以外の人には絶対に開示をしないこと。
あらかじめ子どもにも、児相に繋がる大切さを込めて保健室に誘導してしていきたい。

どれも私ができなかったことだし、それをする恐ろしさはわかってるけど。
逃げられない、ならば、誰かに打ち明ける自分になるしかない。
周りの大人たちで、その瞬間を支えていきたい。

自分には、未来があると思ってなかった。
恐怖が普通だった。
だから、何も考えてなかった。

虐げるのを待つ自分がいた。
夢の中みたいにリアルに感じられない操り人形みたいな毎日の中で、生きるためにできたことは相手の意のままに生きることだった。
言われたことはできる限りなんでもやった。
自分の生きる世界が、これからもあるんだと一旦絶望すること。

そこを支えていきたい。
保健室・児相へ誘導し、すぐに心のケアを始めることの大切さが伝えたい。

性虐待・性暴力に限らず、自分の未完了な感情を放っといて大人になってしまうことってどうしてもあるけど、
苦しいなら向き合えばいいだけなんだけど、教えてくれる人がいなかったりして、どうしてもそのやり方が分からないという人もいるから、そこに触れてあげられたらいいなと思う。

解決しようと打ち明ける子が、他にもいるんだって思った時、「自分も」って便乗していけるんじゃないだろうか。

* * * * *
今日は表紙のデザインについてやり取り。
保健室の先生3名にメッセージを頂いたので、それを載せたいとご相談中です。
7月か8月に、微力ながら出版します。


明後日の土曜日のご相談は埋まりました。
6月は11日の10時から11時、開催します。
一緒に考えます。
よかったご利用くださいね。

獅城けい

【6月土曜日AM※1名限定の開催です】性虐待・性暴力の脱出と心のケアについて
https://kokc.jp/e/1f0d56b034cba296a6c019fc059bfc73/

ご覧頂きまして、ありがとうございます。今性虐待を受けている子どもが自らSOSが出せることを願い、2022年7月に出版。現在、セラピーや講演会を始めました。しております。私のわかる範囲でメンタル的なサポートをして参りますので、是非シェア頂けますと嬉しいです。