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【著者プロフ】https://katasho244.wixsite.com/ksakan 「データ分析×人×ビジネス」の軸で、日々の学びを書いています。たまたま読んでくださった人が、「たとえ2ミリ」でも役立ったと思ってもらえるよう積み重ねていきたいです。

最近の記事

成長や改善のプロセス自体を楽しめる人には、成長の限界はない

「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 以前、ある人に「あなたの目標は何ですか?」と聞いたときに、「今の目標を超えることだ」という言葉が返ってきたことがあります。実は物質的な目標(企業の場合多くは売上と利益ということにつながります)には限界があり、そこに「意味」があるのかどうかが重要です。 物質的なものには限界があり、それを切り替える生き方をしなければならない 例えば、みなさんが企業したとして考えてみてください。現実にはビジネスでは儲けを出さないといけな

    • プロとしての厳しさとリカバリーコミュニケーションで相手を動かす

      「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 「理不尽な説教」とでもいうべきでしょうか。簡単にいえばパワハラとかモラハラといわれるような打合せのことです。結論からいって、厳しくあたることそのものは良くも悪くもないと思います。これが「悪い」ケースになってしまうかどうかは、以下の2つのことがチェックポイントといえそうです。 相手が成長のために厳しいトレーニングを乗り越えたいと思っているかどうか どんなに厳しい指摘があったとしても、最終的に「オチがあり」かつ「気持ち

      • その生産性向上は、誰の幸せですか?

        「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 今日は過去に自分が書いたメモの紹介です: 効率化や生産性向上というのは、確かに利益をもたらす。しかし本来こういうのは「たった一人のために全力投球したい」という思いが根底にある。それによって幸せになってくれる人を、もっと増やしたいという結果として効率化や生産性向上が実現されるようでなければ意味がない。もしそれが崩れれば、たとえ利益が出ても従業員も顧客も、どちらも不幸になるだろう。こうならないためにも、初めて出した店で、

        • 自分のビジネスには「フェアネス」と「みんなの幸せ」があるか?

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 最近、過去の棚卸といいましょうか、昔ある人から言われたことを思い出して考え直すようになったことがあります。本日はその共有です。 ちなみに、ある人から言われたことというのは以下のようなことです(たぶん、当時に言われたセリフ100%そのまま)。 「何か新しいことができるようになったということは、その反面で、昔できていたことができなくなるということでもある」 これ自体、色々な意味が内包されていると思うのですが、たぶん当

        成長や改善のプロセス自体を楽しめる人には、成長の限界はない

        • プロとしての厳しさとリカバリーコミュニケーションで相手を動かす

        • その生産性向上は、誰の幸せですか?

        • 自分のビジネスには「フェアネス」と「みんなの幸せ」があるか?

          誰かを育成することはできない。できるのは「学び・成長する仕掛け」をつくるだけ。

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 チームを率いる立場であれば、誰もが痛感することがあります。それは「どうしたらメンバーを成長させられるだろうか?」ということです。 先にお伝えしておくと、「これをすればいい」などという決まりきったものは存在しないと思います。確かに、世の中にはある程度・平均的にこういうのをやると効果が高いことが多いという定石はあります。ただ、重要なことは定石的なやり方を「そのチームやメンバーの状況、加えて、彼ら/彼女らを取り巻く環境の変

          誰かを育成することはできない。できるのは「学び・成長する仕掛け」をつくるだけ。

          運がよければ1つの学び、と「必ず1つの学び」という雲泥の差。

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 ビジネスにおいて、おそらくもっとも頻繁に誰もが「打合せ」という業務を抱えています。週1回ということはなく、大概は(少ない人でも)週に3回以上はやっているのではないでしょうか。そうだとすると、週3回×4週(1ヶ月)で12回も月に打合せをしていることになります。年間で考えれば×12週で144回も打合せに参加しているわけです。 ※想像ですが、ビジネスパーソンの80%以上はこれより多いのではないでしょうか、、、 本記事では「

          運がよければ1つの学び、と「必ず1つの学び」という雲泥の差。

          数字から物語へ:データ分析とストーリーテリングが生み出すビジネス価値

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 どんなにすごい分析をしても、伝え方を間違えると相手には「で?」という疑問だけが残ってしまいます。純粋な自然科学論文に記載(説明)するときとの、最も大きな違いは「儲かるのか?」と「それは自分の聞きたい話なのか?」という点です。ビジネスとは金儲けが全てではありませんが、金儲けという目をそらせない事実も確実に存在しています。したがって、儲けにつながらない話はあまり意味がありません。また、優秀な経営者・マネージャほど常にどうし

          数字から物語へ:データ分析とストーリーテリングが生み出すビジネス価値

          デジタル注意報! 「問題の飛躍」と「顧客の不在」に注意

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 昔からデータ分析の仕事をしていますと、やはりデジタルマーケティング(最近は言葉も聞かなくなってきましたがMA, Marketing AoutomationやSFA, Salesforce Aoutomation)に関係するプロジェクトもかつては多かったです。正直、最近はデジタルマーケティングの施策そのものを行うツールや、その結果評価をするデータ分析ツールも充実しているため、ほとんど「人自らが工夫する」というシーンは少な

          デジタル注意報! 「問題の飛躍」と「顧客の不在」に注意

          人も事業も”特異点”を超えるタイミングの見極めが重要である

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 今回はリーダーシップやマネジメントに関する話です(これは本の要約とかではなく、私の経験に基づいた意見です)。まずはこれから話す内容で特に重要なポイントを整理しておきましょう。 人、チーム、組織、事業どれであっても特異点を超えるサイクルが存在する。 自分らがどのステージにいるかにより、リーダーシップやマネジメントのスタイルを変化させなければならない。 書籍では「いくつかの型があり、人によってタイプが違う」みたいなこ

          人も事業も”特異点”を超えるタイミングの見極めが重要である

          プロの仕事: あなたが飲んでいるのはコーヒー風味のお湯かもしれない。本物のコーヒーとは・・・(でもコーヒーの話じゃありません!)

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 本当の意味で「感動」って、実はそれほど頻繁に感じるものではないように思います。今日は、とあるコーヒーショップで本物の、こだわり抜かれたコーヒーに出会うことができたので紹介します。 ※タイトルにもあるように、コーヒーそのものの話ではありません。 先にネタばらしです。興味のある方はご一読いただければ! 上手いやり方とは、目的に沿って組み立てられているもの(それは変化に富むものである) したがって、目的なしに上手いやり

          プロの仕事: あなたが飲んでいるのはコーヒー風味のお湯かもしれない。本物のコーヒーとは・・・(でもコーヒーの話じゃありません!)

          Velocityを巧みにコントロールすれば、どんな仕事もうまく回すことができる

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 今回の記事、後半に小難しいことを書いていますが、要点は以下のようなことです。 Velocity(ベロシティと読みます)とは価値の方向性を定め、そこに向かって速く進めているかどうかをチェックする表現方法である。 Velocityの性質は「量から質へ」転換していくもので、その転換ポイントを作れるかどうかがキモである。 活動、アウトプット、価値という3点を血液が循環するかのように「サラサラ」になっている状態をつくるのが

          Velocityを巧みにコントロールすれば、どんな仕事もうまく回すことができる

          チームを爆発させるには、ビジョン・価値観・スキルの融合点を見つける

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 本記事では以下のことを説明していきます。 ビジョン、価値観、スキルとは何を意味するか チームの力を最大化するにはこれら3つの融合点を見つける必要がある ただし、実際にはどうやっても融合点が見つからないこともある スキルレベルの違いによっても力は一点集中しない ビジョン この言葉は多くの文脈で語られますが、表面的な言葉にとらわれないようにした方がいいと思います。例えば、ビジョンに近い言葉として「夢」「実現した

          チームを爆発させるには、ビジョン・価値観・スキルの融合点を見つける

          生成AIで成果を上げるために、マネージャーがまず取り組むべき自己投資

          「データ分析×人×ビジネス」の軸で記事を書いています。 生成AI=優秀な部下としたら、あなたは優秀な部下の力を引き出せているでしょうか? 生成AIの進化には驚かされるばかりです。ただ、”彼ら”が優秀になればなるほど、少なくとも現時点ではプロンプトという「指示」を出す我々の力量に大きく依存します。これはプロンプト・エンジニアなどという職種が生まれていることからも明白でしょう。 ※ここでは主に言語のやりとりをする、チャット上の生成AIにフォーカスした話をしていきます。 私が

          生成AIで成果を上げるために、マネージャーがまず取り組むべき自己投資