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子育てと山登り

子育てに「山登り」が有効なわけ

「山登り」といっても、子供の年齢によって、「山」はいろいろですが、発達の段階にそくした「山」に登る経験は、子供の成長にとって、とても「いい経験」です。

【あきらめずに努力する経験ができる】
「山登り」は登り始めたら、よっぽどのことがない限り、「頂上」に行き、「下山する」まで、途中でやめることができません。登り始めたら、「つらかった」「苦しい」ことがあっても、「やめる」ことはせず「休み休み」でもあっても「登り続ける」のです。
【達成感・成功体験がつめる】
つらくて、休み休みであっても、家族で励ましあいながら、歩きながら、話しながら登り、頂上にたどり着いた時には、子供は「やった」と達成感を感じます。
そして、「下山する」時には、疲労感から「疲れた」と思っても、歩かないことには、「山登り」は終わらないのです。
子供は、やっと「下山」した時に「やり遂げた」という「達成感」を味わいます。この「成功体験」をつむ過程は、子供の成長にとても大切です。

何かに取り組もうとした時、いつもスムーズに事が運ぶとは限りません。そんな時に「あきらめず努力を続ける」ことができる力が必要です。
「山の頂上」を目指したように、「目標」を目指して、「自分に合った方法を見つけ」「コツコツと根気強く」「努力をつづける」ことが大切です。
「山登り」は「努力をつづける」先に、「達成」があることを学べます。「頂上」に向かう「道」は一つではなく、「いくつかの道」の中から「自分に合った道(方法)」を選んで「努力をつづける」ことを学べます。

家族でともに同じ「経験」「努力」をすることも大切です。子供は、「困ったとき」「つらいとき」努力をするのは、自分自身であるけれど、家族は「見守ってくれている」という安心感を持ちます。これが、子育てに「良い影響」を与えると思います。

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