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自己責任論より原因自分論で生きろ!

「自律神経失調症・うつ・ニートなど自らの経験を生かした内容」や「子育て方法・夫婦仲に関する内容」を発信しているぱぱりょーです。

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❶自己責任の本来の意味

僕は自己責任論を投資以外の場所で発信する人に疑問を持ちます。なぜなら、本来「自己責任」は他者から言われる言葉では無いからです。

株式投資を想像してください。株価が暴落するリスクを受け入れて、それに見合う利益を手に入れようと行動する時に"自己責任"は効果を発揮します。

「自由に投資をした結果、損をしてしまいましたがこれもすべて自己責任です」と悔い改める際に自己責任という言葉を使い、責任=説明することを指すのが本来の意味なのです。そこにはヤル気の有無や努力の有無は関係ありません。

責任の英語訳はresponsibilityであり、そのラテン語であるrespondereは"自分の行為について説明/弁明する人"という意味を持つ。


❷本来の意味を知らない日本人

日本人はクビになった非正規雇用者に対して自己責任論で非難するクセを持っています。たしかに正社員で働くことが嫌で非正規雇用になった人、なんの取り柄も努力もしなくて非正規雇用になった人もいるでしょう。

結果的に、コロナ禍によってクビになったことは事実であり道理的な理屈は成立するでしょう。しかし、だからといって努力していないわけではないですし、ヤル気が無いわけではない。毎日努力してヤル気に満ち溢れててもクビになる人はいます。


それでも自己責任か?


「正社員として働く努力を怠った」

「フリーランスとして稼げるスキルを身につけておけばよかった」

このように自分の行動を振り返り弁明することができたら、次にどうすれば再び行動を取ることができるかを考えることが健全な自己責任ではないか?とりわけ自己責任で憲法第25条の生存権が脅かされて良いはずがありません。

第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

クビなったことを弁明する義務はあっても、餓死しなければならない理由はありません。

人命も自己責任なんていう人が増える国に明るい未来はないでしょう。自己責任だ!なんて責められるくらいなら、なにもせずに自分を殺して息苦しく生きていけば良いのですから。ただ、そんな人生が楽しいのかと聞かれれば「答えはもちろんノー」と答えますが…


❸自己責任より原因自分論

自己責任論では弱者を切捨て、ひ弱な国を創ってしまう。それは本来の意味を理解することなく使われているからに他ならない。なんとか阻止しなければ。そこで僕からの提案は、自己責任論から離れて原因自分論で生きてみてはいかがでしょうか?

原因自分論は言うまでもなく、すべての事象は自分が原因であると考えることを言います。非正規雇用を選んでクビになったのは原因は自分、生存権を脅かされている原因は自分と考えるのです。

するとマイナスな現状を変えようと行動できます。行動しても誰も責めませんし、自分が原因なので誰かを責めようとも思わなくなります。

例えば社長ならば、社員がミスしても自分が原因と捉えて、共に改善するようになります。家庭ならば、妻の機嫌が悪いのは自分が原因と考えて家事をするようになります。このように、原因自分論というチョー自己中なこの理論は、利己的な結果をもたらします。


❹本日のまとめ

日本人はそろそろ自己責任論から卒業してもいいのではないか?人間は絶対にミスする生き物です。なのに完璧を求めてミスしたら責任と取るっておこがましいにも程がある。

あなたの取るべき責任は、より良い人生を送るために行動することと、それについて弁明することだけだ。ミスしても責められるべきではないし、責めるべきではない。

そもそも、あなたは責任が取れるほど尊い人間ではない。自分の人生を責任持って生きる事しかできないはずだ。

もし、責任を取れると豪語するならコロナウイルスで世界が混乱している責任を取っていただきたい。


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