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なぜ本を踏んではいけないのか?

前回書いた記事の終わりに、『なぜ本を踏んではいけないのか』
を次に読みます、と宣言しました。

あの後すぐ読み始め、読了しましたので感想書いていきたいと思います。

『なぜ本を踏んではいけないのか』

こちらの本を読み終えました。

なんで、本を踏んではいけないのか?
踏むと罪悪感が沸くのはなぜか?

私は答えられないな・・・と思ったのがこの本を読むきっかけです。

新聞や雑誌、チラシは踏んでも「あ、ふんじゃった、よけとこ」
くらいのテンションなのに、本を踏むと結構な罪悪感にあふれる、そんなことはありませんか?

私は汚部屋住人なので、結構あります・・・(今年こそ年末の大掃除やるぞ)

新聞や雑誌にはそこまで罪悪感がわかず、本にはわくか、というと、
この本では「本に人格がある」から、としていました。

新聞や雑誌は、一人の人間が作り上げることはありません。
何人もの記者が取材をし、写真を撮り、文章を考えたものが寄せ集められて一つになっています。

しかし、本は一人の人間が書き、その人と対話できるものです。

この差が新聞や雑誌は踏めても本は踏めない、差になるとのことでした。


本を読む時間


「あとで時間があるときに読もう」という「あとで」の機会など、ほぼありえないと考えるべきである。たいていの人は「いつか時間に余裕があるとき」など、そうはやってこない。

なぜ本を踏んではいけないのか

耳痛です。
確かに現代人、忙しすぎですからね。

常に情報にあふれていて、ただでさえ疲れているのに、
時間に余裕なんてない。

暇な会社に勤めていて、在宅勤務の私でさえ、意識しなかったら本を読む時間なんてありません。

肝に銘じて本を読むための時間を生み出していきたいと思います。



本棚の本


読み終わった本、まだ読んでいない本、一度入れたら入れっぱなし。
たまに出しても同じ場所に戻す。

本棚の本たちってそんな感じじゃないですか?

本の中で、カリエールという方のコメントが紹介されています。

 書物の場所をときどき入れ替えることは必要だし、そういう習慣をもっていてほしいと説いている。
 下のほうにある本は上にもってきて、不遇を改善してやる。今まで下のほうに置いていた本は目の高さに持ってきて、なにもその本が上に置くに値しない本だからわざとそうしたわけではないことを教えてやるんです、という。

なぜ本を踏んではいけないのか

確かに入れ替えは重要なきがします。

こういう本のメンタル的な部分はわかりませんが、目に入る情報が変わると思考がリフレッシュされる気がするので、新しいアイデアが浮かびやすくなる気がしています。
そんな面からも大掃除のタイミングなどで入れ替えしたいな、と思っています。




自分探しの旅とは

最後に個人的にぐっと来た一文があったので紹介します。

自分探しをしている暇があったら、本を読んでほしい。

なぜ本を踏んではいけないのか

自分探しの旅、ってよく聞きません?
しょっちゅうそのハッシュタグつけてインスタに投稿している友達もいます。

私はずっと疑問でした。

「自分探しってなに!?」って。

これだったんですねぇ

自分探しの旅は本を読むこと。
本の波にのまれることなのかもしれない。

何かに迷ったらそのテーマの本を読んで、先人からアドバイスいただく、
これが自分探しなんですねぇ

私も自分探しの旅しよ~っと!



次に読む本

次に読む本は迷っています。

候補は2つ

『インディアンスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫)

命がけで植民地の実態を告発した書で、前回の記事で紹介した本を読んだときにも読みたいなとおもってチェックした本です。

2つ目は湊かなえさんの『告白』
実はまだ読んだことがないので、読んでみたいな~と思っています。

私は一気に何冊も平行して本を読むので、この2つを平行して読む可能性もあるし、しばらく今読みかけの本たちを片付けていくかもしれない。。。

でもこの2作品は興味が沸いているので今読むタイミングかもしれないです。

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