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3月に読んだ13冊の本の中からベスト3

4月ももうすぐ終わる・・・。

こんなに日が空いてしまうとは。

思い出代わりに少し3月を振り返ろうと思います。

3月はびっくりするほど忙しかった。私の部署は別に忙しい部署でもなんでもなく、上がろうと思えば定時に上がれる。

しかし3月はそんなに甘くなかった。毎日残業。21時なんてザラ。

何年度末って。年度末だからなに!?とキレながら仕事仕事・・・・。

それでも目標にしている月10冊の読書はクリアできました。


3月に読んだ本をざっと書き出してみます。(読み終わった順・敬称略)

・そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ

・ねむりウサギ 星新一

・ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語 萩尾望都 萩原朔太郎 ほか

・罪の声 塩田武士

・さようなら、お母さん 北里紗月

・夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル

・もものかんづめ さくらももこ

・奇妙な旅行 星新一

・言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲

・いとしいたべもの 森下典子

・今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る 馬屋原吉博

・iPadはかどる!仕事技2021 standards

・超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由 Testosterone 久保孝史


以上の13冊です。

短編集が多い。疲れた体に短編集。スッと没入できて、区切りがある分やめやすいので短いじかんでちょこちょこ読めたのが忙しくても読書の習慣を途切れさせずに3月を終えられたポイントになったかなと思います。


この13冊の中から選んだ、3月の私的ベスト3は

・そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ

・いとしいたべもの 森下典子

・さようなら、お母さん 北里紗月

です。



・そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ

ずっと気になってはいたけれど、なぜか読んでいなかった1冊。

やっと先月手に取りました。3月に読んだ本1冊目です。読み始めたら一気読み。全然違う生い立ちで、私が経験していないことばかりなのに、なぜこんなにも共感できるのか。すごく不思議に思いながらも、読む手を止められませんでした。


引っ越しが嫌な気持ち(これは2・3回目の引っ越しで感じました。どちらも小学校低学年。さみしかったなあ。今は早く引越ししたい!!!!!!!!!)

高校での女同士のいざこざ(これはもう全女子共通。なんなんあれ。)

進学(悩むよねえ。成功したり失敗したり、失敗したと思っても成功だったり。わからん)

恋愛、結婚


おそらくこの主人公の生い立ちと同じ、という人はすごく少ないと思う。(むしろいないかも)

だけど、わたしと同じで共感してしまうポイントが多いと思う。

出てくる料理やケーキがおいしそうで、読んでいく中でどんどんおなかがすいてきました(おそらく夕飯前に読んだから)

特に餃子とカレーがたべたくなりましたが、組み合わせ的に微妙だったので、それぞれ別日に食べました。(ニンニク少なめのやつ。ニラもすくなめ)


そして、最後に泣いてしまいました。


・いとしいたべもの 森下典子

こちらは3月に2番目に読んだ本です。

1冊目の「そして、バトンは渡された」を読んでおなかがすきました。

そんな食べ物の描写が楽しい本、いいなあと思いました。

調べてみるとこちらの本がおすすめされていたので早速読んでみました。

食べ物にまつわる短編集で、よく知っている食べ物から、初めましての食べ物もありました。

『こいしいたべもの』も出ていたので、4月に読みました。


最後は

・さようなら、お母さん 北里紗月 です。


天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾です。

第1弾の『清らかな、世界の果てで』を読んでいなくても、楽しめます。

私は利根川由紀シリーズを3→1→2でよみました。一つずつで完結しているので全く問題なく読めます。

こちらの作品も、本当に気持ち悪かったです。北里紗月さんの作品は気持ち悪めです。その気持ち悪さが本当にリアル。リアルすぎて気持ちわっるい。

そして、出てくる地名が身近すぎて余計怖い。街並みが想像できすぎる。(これはただ単に利根川由紀シリーズの土地に縁とかゆかりとかがあっただけ)

最初のページから気持ち悪すぎて怖かったです。そんなニュース、ありそう。

描写がリアルすぎて想像できすぎてしまう。実際にそんな経験ないんだけど。それがクセになってしまう。

今回は寄生虫の話でした。

寄生虫のことなんて、正直いままで考えたこともなく、生きてきました。寄生虫は確かに怖いし、気持ち悪い。一方、花粉症などを抑制する力も持っていることを初めて知りました。驚き。

自分の知らないところでこんな怖いことが起きるかもしれない。すごくリアルで、怖い。

この本を会社の昼休みに読んでいたのですが、ふと顔を上げると目の前のブラインドにでっかい虫。ほんとにやめて。

そこからリアル虫と大乱闘スマッシュブラザーズ。昼飯どころじゃなくなってしまい、サラダチキンは食べられずに終わりました。大盛りのご飯は完食したけど。

そんな気持ち悪い状況でもモリモリご飯食べられる私は利根川由紀ちゃんと通ずるところがあるかも。

食欲がとまらなくて困っている人、読んでみて。ダイエットになるかも。


4月も10冊以上本を読めそうなペースで進んでいます。

面白い本と、今月も出会えたので、またまとめたいと思っています。


ここで書いていない作品については、ブクログで感想を書いています。ブクログは他の人の感想をみて、よみたい!と思える本に出会えるので、積極的に見ています。本棚が読みたい本であふれていて追いつきません。

みなさんの感想も見たいので、ぜひフォローしてください。


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