元カレの幸せを願う(嘘)
恋人と別れる時に、
「好きだけどうんたらかんたら」
などと、優しいふわふわした言葉を投げかけるのには大反対だ。
最後にいい人になろうとするなと思う。
カップルが別れる理由は色々あるが
その根底にあるものはほとんどの場合
「もう好きじゃなくなった」だと思う。
価値観の違いも、遠距離で会えなくて
という理由も根底にあるのは
「それを乗り越えたいと思うほどの熱量がなくなった」からではないだろうか。
本当に好きなら別れない(ことがほとんどだ)と思うからこそ「好きだけどうんたら」に大反対なのだ。
「もう一生会うことのない人のために最後にわざわざ嫌われたくない」
という意見も理解できるが、私はその逆で、
「もう一生関わることは無いだろうから最後に嫌われようと関係ない」
と思う。
なにより、一度でも愛し、愛され、本気で向き合った人には幸せになってほしい。
(浮気された時だけは別。浮気するような男と話し合いする価値なんてないし、そんな男は幸せになる必要もないので一発ぶん殴ってさっさとサヨナラするべき。)
この別れ方は、優しい言葉で別れを告げるよりも、その瞬間に与えるダメージは大きいと思う。
ただ、もうあなたのことは好きではないという意思表示をすることで相手は諦めがついて新しい出会いへと切り替えられるだろうし、
ダメなところを直すことで、未来の恋人に振られる可能性が下がると思えば、長期的に見たときに与えるメリットは大きいと思う。
自分のダメなところに一生気づかず同じことを繰り返し、未来の恋人にも振られ続ける人生を送る方が可哀想だ。
だから、別れる時は感謝もちゃんと伝えた上で、
「こういうところが嫌でした」
「こんな理由で将来は考えられませんでした」
とはっきり言ってあげるのが本当の優しさであり、最後の愛であると思う。
ただ、その時に
「これは私の価値観で嫌なのか、きっと将来付き合う人もみんな嫌がるだろうという大衆的な価値観なのか」を見極めて後者だけを伝える必要があると思うけど。
まあ、偉そうにダラダラ綺麗事を書いたけど、
実際私は
「アタシよりアンタを幸せにできる女なんかいないんだから、今後誰と付き合っても、アタシと付き合ってた時よりも幸せになる事は申し訳ないけど無いよ〜ん!!^_^」
という精神で生きてるので正直元カレが今幸せかどうかには全く興味がない。
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