部下の個性に合わせた仕事を割り振る
たとえばあなたのチームが10人で構成されているとして、誰に何の仕事を割り振るでしょうか?
全ての仕事を均等に割り振り、仕事を俗人化させないようにする方法もあります。
一方で「得意な人に得意な仕事を割り振る」という方法もあります。
人とコミュニケーションを取るのが得意な人。細かな計算式を組み立てるのが得意な人。物事を俯瞰して問題点を見つけるのが得意な人。
浅く広く能力を身につけ汎用的な人物に育てることも大切ですが、それと同じくらい特化した能力を伸ばすことも大切です。
今回はそのためのヒントとして、性格診断テストを使ってみる方法についてご紹介します。
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わたしが実際に職場で使っているのはこちら。
部下全員にこの性格診断テストをやってもらい、結果を全員に共有します。
こうすることで、
・コミュニケーションを取るのが得意か苦手か
・計画を立てるのが得意か苦手か
・ロジカルに考えるのが得意か苦手か
・どのメンバーと相性が良いのか
などの特性が分かり、かつチームの中での相対的立ち位置も明確になります。
また、普段の仕事ぷりから想像できないような結果が出たり(明るい人だが内向型だったなど)、もしかすると普段から無理をさせていたのでは?と気づくきっかけとしても使えます。
そしてこの結果を全員にに共有することで「私は他の人より◯◯が得意なほうだったんだ!」と自信に繋がる発見を促すこともできます。
そうすることで、より自分の得意な能力を伸ばすきっかけ作りにもなるのです。
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性格はメリットデメリットではなく個性です。
ロジカルに考えるのが苦手でも、対人関係を構築するのが上手だったりします。
期日を守るのが苦手でも、即興でプレゼンするのが上手だったりします。
この診断結果を元に、その部下の個性を生かした仕事を依頼したり、本人に響きやすいFBを行うために有効な材料として使うと良いです。
これによってチーム全体の生産性が高まれば、おのずとみんなの残業は減るはずです。
是非参考にしてみてくださいね。
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