見出し画像

教員採用試験突破法②~1次試験対策~

 前回に続き、教員採用試験のお話。今回は1次対策編です。

◇1次試験の内容 

 僕が受けた自治体では、1次試験は…
 ①筆記試験(専門分野+その他科目=日本史+世界史、地理)
 ②教職教養
 ③集団面接(質問3問程度)
でした。それぞれ、当時やった対策を書いていきたいと思います。

◇1次試験対策

 ①筆記試験
 僕が受けたときは採用枠が少なくて社会科で2~3人くらいしかとらない時期だったんですね。
 知り合いの先生から、「結局1次の合否は筆記試験のデキだ」みたいなアアドバイスを聞いて(ほんとかどうかはわかりませんが、でも、まぁ、そうですよね)、思ったんですよね。

「ぶっちぎってやろう!」と。(結果がどうだったかはわかりません…笑)

で、いろんな問題解きまくりました。

具体的には
Ⅰ、県の情報開示室みたいなところに行って、過去問を収集。
Ⅱ、全国の自治体の教員採用試験の問題を解く。
Ⅲ、私大や国公立2次の問題を解く
Ⅳ、専門外はYouTubeで勉強
Ⅴ、同僚の先生に聞く。

 まずは、情報開示室に行って過去問をできるだけ過去まで遡って収集しました。で、問題の分析をしたのですが、全範囲からまんべんなく出てるんですよね。(まぁ、教員採用試験だから当たり前ですね)そして、この問題を作る人は1~2年で変わるっぽくて、穴埋めあり、論述あり、初見史料ありの盛りだくさんで、出題傾向がつかみにくかったんです。
 
 だから、いろんな出題のパターンに慣れておく必要があると思って全国の自治体の教員採用試験や、難関私大や国立大学の2次試験の問題をできるかぎりたくさん解きました。
 解答→復習→暗記の繰り返しです。

 専門の日本史は何とかなったんですが、問題は世界史と地理。地理に至っては、高校とかでも1回も授業受けたことがなかったので、まったくわからない状態。

 でも、便利な世の中になりましたよね。YouTubeとか無料の授業あるのでそんなのを見ながら、全体的な話の流れを頭に入れて、問題集で確認というスタイルで勉強しました。
 それでもわからない問題は同僚の先生に聞きました。頼れるものは頼った方がいいですね。

②教職教養
 これに関しては、学習指導要領の各科目の目標みたいなところしか出てなかったので丸暗記です。

③集団面接
 受験者8人で一人3問くらいずつ聞かれたように思います。
これに関しては、2次試験の面接と一緒に書きたいと思います。

◇勉強のポイント


 〇大量・速攻・反復
 講師とかをやりながらだと、日々の業務に追われて時間ないですよね。だから、最初の方はあまり細かいところを気にせずにざっくりと大きな流れをつかむことに力を入れました。とりあえず短時間でとにかく多くの分量を、早く、何回も繰り返す。という勉強法を使いました。

 〇復習日を作る
 問題解いて、復習して、間違えたところを1冊のノートにまとめました。そして、1週間に1日くらいはそのノートを暗記するという時間にあてました。

 1次試験はこんな感じです。少しでも参考になれば幸いです。次回は2次試験について書きたいと思います。

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?